今日は選挙投票日ですね。私自身は数日前に投票を済ませたので家でゆっくり過ごしています。二日前のショックが心に響いてて、ひとりになると気持ちが沈みがちです。一国民でさえこんな思いになるのだから身近な方々の悲しみ、無念な気持ちは如何ばかりかと・・。ネガティブ

 

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旅行記に戻ります。ここも地元の方に教えてもらったところです。スマホのグーグルマップを見ながらたどり着きました。位置的には慈尊院の裏手です。道が狭かったので徒歩で向かいましたが、かなり坂道を行きます。ようやく目的地にたどり着いたと思ったらこの仁王門は急こう配の石段の先です。この日もそれまでに結構歩いたり、石段登ったりしていたので、ちょっと息切れ状態。キツイ~。

 

 

 

 

 

高野山の大伽藍を目にしたあとでは比較的こじんまりしたお寺に思えますが、それぞれの建造物が小さいお寺にしてはかなり存在感があるものばかり。お寺の名前からも想像できるとおり、かつては「勝ち」を祈願する参拝者も多かったそうです。

 

 

勝利寺の方丈として使われていた建物が現在は紙遊苑という紙漉き体験のできる施設として公開されています。係員の方からはここまで歩いてくる人は珍しいと驚かれ、「ゆっくりしていってくださいね。」といっていただきました。

 

 

茅葺屋根の建物。方丈って住職さんの住まいなんですね。遠い昔、白河上皇が高野山参詣された時はここを宿泊所とされたそうです。それくらい歴史と権威のあるお寺だったようです。紙漉き体験は常時されているわけではなくて何かのイベントの時だけなのかあるいは予約制なのか、そんな感じです。私は歩き疲れていたので、そこまで興味を持てませんでした。(;・∀・)

 

 

このお庭は国指定史跡になっているそうです。山の形状に沿った素朴な自然を思わせるお庭。心落ち着く眺めです。

 

 

 

高野山の方角なのかな。歩いてきた街が見下ろせます。

 

 

 

 

お座敷から。「好きに寝転がってくれてていいですよ。」っていってもらいました。(笑)文化財級の建物内でそこまで図々しくできませんでしたが、しばらく畳の上に座って休憩させてもらいました。

 

 

 

さあ、これでこの日の行程はおわりです。係員の方にお礼を伝えて、再び来た道を戻ります。往路は目の前の坂しか視界に入らなかったけれど、背後にはこんな景色が広がっていたんですね。この辺は柿の産地。住宅と住宅の間にも柿の木がぎっしりと植えてありました。

 

 

殆ど誰とも行き会わない道でふと視線を感じる。見上げると・・。

 

 

微動だにしない猫ちゃん。猫って高いところから見下ろすのが好きですよね。

 

 

今回で高野山・九度山旅行の旅行記は終わりです。訪れる場所、場所で多くの親切な方に巡り合い、都度教えていただきながらの旅でした。ブログにまとめておくことで記憶と知識の整理になりました。読んでいただいてありがとうございました。この地にはまたいつの日にか!