昨日は半年以上ぶりにゆかりんちゃんと滋賀で待ち合わせをして、一緒に食事をしていました。その時になにげなくみていたスマホで安倍元総理銃撃のニュースを知りました。選挙演説中の銃撃。こんなことが銃規制の厳しい日本で起こったことが驚きでした。スマホ画面には「心配停止」の文字。脈も呼吸も止まっているということ。その文字を見た時に、なくなられたたのか・・って思いました。奈良の西大寺駅は学生時代に暮らしていた京都南部から実家に戻る時に毎回通った駅でした。のんびりした地方の街です。記憶にある昔の駅前の様子とか浮かんできて、ニュースで伝えられる衝撃的事件との相容れなさに戸惑いました。

 

「暴力で言論を封殺」しようとする、これがとてもとても危険なことだと感じています。犯人の幼稚で短絡的な発想にも唖然としたけれど、気に入らないからといって暴力でそれを封じてしまおうとする、暴力>>>民主主義という感覚ってあってはならないこと。手間と時間がかかるのが民主主義。それを飛び越えて暴力で解決なんて絶対だめだし、こんな考えが広がったら国がますます貶められてしまう。戦前にも要人を狙ったテロ事件が起こりましたが、そのあとに続いたのは軍部による政治的影響力の増大でした。改憲への動きとか情報統制とか言われている昨今、不安な気持ちです。

 

昨日の夜のニュースで、現場にいた人へのインタビューが流れていました。逸れた一発目の発砲音を聞いた人が「爆竹かと思った。」と言ってました。誰もその瞬間に安倍さんを庇う動きをしてなくて、この時に誰かが動いていたら・・って思ったりします。悔しい思いにかられます。安倍元総理のご冥福をお祈りいたします。