国連安保理がロシア非難を決議しようとしたけれど、常任理事国のロシアが拒否権を行使したので否決になったというニュースがありました。
これ、当事者がその中にいたら当然かと思いました。それで思い出したのですが国連のことを英語でUnited Nationsといいますが、戦後に日本を占領していた連合国も英語表記ではUnited Nationsです。後、日本が遅れて加盟する時に「連合国」という日本語では日本人に心理的抵抗あるからと「国際連合」という日本語訳を苦心して作った経緯があったそうですが、実質同じです。国連って第二次世界大戦の戦勝国クラブみたいなものなんですね。国連の旧敵国条項にあげられているのはドイツ、日本、イタリアとあと何か国か。つまり今後も悪さをする可能性があるのは日本を含む敗戦諸国。中国とかロシアは正義の側にあって悪いことはしないという枠組みでできてるというか。今回みたいなことになると国連って機能しなくなるんですね。国連の在り方も現代の世界情勢にはあわなくなってきてるのではと思いました。中国も拒否権持ってます。ただただ無辜の人たちが不幸になることがあってはいけない。
積もった雪に陽光があたっている様子です。