護松園からの帰り道に通過する西津近辺を歩いてみました。この日も天気は日本海側の冬のデフォルト、曇りくもりくもりくもりです。写真も加工して明るくしてみましたが、とにかく冬は暗くて毎日こんな感じです。

 

スタートは宗像神社から。航海の安全の神様です。ここは海が近く、現在も港がありますし、北前船で栄えた地域なのでやはりこの神様が鎮座されてるのですね。拝殿の周囲はガラス戸がつけられていてしっかり防寒仕様?になってました。

 

 

 

 

干物やさん。これ海老みたいに細いのですが何なのでしょう。

 

 

 

ここも他の地域と同じく昔のお店(の跡)が多く見られました。

 

 

もう営業している気配はないですが、立派な建物。

 

 

旅館とか料亭?何だったのかな。

 

 

柱を支えている大きな礎石。

 

 

石の上に柱を立てるやり方は免震にもなるそうですが、石自体が地中に埋まっておらず、露出している状態って逆にとても不安定な印象です。

 

 

廻船問屋だったお宅。こうした歴史建造物が壊されずに残っているのが良いなと思います。

 

 

 

道標には「たんごみやず(丹後宮津)」と書いてあります。

 

 

ただただモノトーンの冬の空。

 

 

ここのお宅の窓の下、なにげなく写したのですが、若狭塗りの螺鈿みたいなキラキラが。そういえばこの地域、若狭塗りのお箸屋さんが多いところ。

 

 

ちょっと脇道に入ってみた。打ち捨てられた廃屋がありました。人が住まなくなって何年にもなるのか。植物に家が食べられてしまっているような印象を受けました。これも福井県内を散策しているとよく見かける光景です。これから人口が減っていくし、もっと増えてきそうです。なんか切ない。

 

 

静かな家並み。人とすれ違うことも殆どなく。観光地でもないこんなエリアをカメラを持って歩いていたら、不審者に見られそう💦 この辺で切り上げました。ということで30分ほどの短いお散歩でした。