私の母は私が小さい頃からかなり食事や食材、添加物に気を遣っている人でした。なので家の中の嗜好品選びは結構厳しく、食欲旺盛だった子供の頃の私は親の目が届かないところでジャンクフードやスナック菓子とか食べてました。しかし「三つ子の魂百まで」のことわざ通り、いつのまにか自分も健康オタク的な人になってしまいました。
(;´∀`)
いまでも書店で健康食関連の本をよく手にとるのですが、著者によって主張が正反対ということはよくあり、何が正しいのか結局わからないことがあります。究極はその人の身体それぞれに「最適」なものが違うという結論で、万人に同じルールがあてはまることはないのだと思います。この本は著者が健康本200冊を読んで自分でそれを試し、肯定派、否定派双方をとりあげ、おそらくこれが多くの人にとって、ちょうどいいところという中庸的な意見をまとめた内容。どれをとっても極端に走ってないので日々の食生活に応用しやすいと感じました。
9割以上の本でほぼ間違いないといわれている食品は納豆、ナッツ類、カカオ70%以上のチョコレート、海藻、味噌汁、きのこ、良質な油・・というもの。基本的な和食を食べていたら難なく実行できそうですね。かといって納豆とか青魚とかブームがありましたが、それだけに偏るのはよくなさそう。極端な例として私も覚えているのがスティーブ・ジョブズ。この方、徹底したベジタリアンで有名でしたが、10年前にすい臓がんで亡くなりました。彼は生のアーモンドをよく食べていたそうです。生のナッツには毒性のあるアブシジン酸が含まれていてそれが体内に蓄積してしまったのではないかと言われているそうです。(ナッツは素焼きが無難!)食生活を何かに特化してしまうと、あとになって頻繁に食べていたものが実は悪いものだった・・ってなったときに怖いなあと思いました。プロテインや乳製品とか当初は健康に良いとかいわれていて、あとになってから悪影響が指摘されたりしてますものね!
こちらはまた先日でかけたオーガニックカフェで。
全部に砂糖、乳製品、小麦粉不使用。これだと罪悪感がないです。(笑)