平安時代の陰陽師・安倍晴明の子孫である土御門家ゆかりの地、おおい町名田庄へ行ってきました。自宅から30分程度のドライブです。京都府との境界線まであともうちょっとのところです。

 

 

陰陽道の二大宗家のひとつだった安倍家はのちに苗字を土御門に変え、応仁の乱の頃に戦乱を避けこの地に移り住み、陰陽道の流れを受け継いでいました。

 

名田庄には3年前に来ています。その時に歴会館を訪れました。陰陽道に関する古来からの展示が充実しています。館員さんの説明がとても興味深く、2時間くらい話し込んでしまいました。その時のことを書いた記事が以下です。

 

 

 

 

 

 

蛍の名所でもあるという名田庄。なんかそれもわかります。中世の時代の人も目にしていたであろう景色がほぼ残っているようなところですから。ここは道の駅の広い敷地です。遅いめのお昼ご飯をいただくことにしました。

 

 

そば処。食事メニューはそば一択。自然薯を練り込んだ蕎麦が美味しいとの評判です。山菜や山芋、おろし・・などなどトッピングは10種類以上。たまたま同じタイミングで入ったトラックの運転手さんが、天ぷらそばがおいしいよ、と薦めてくれましたのでそれを。運転手さんは名田庄を通りかかったらいつもここでそばを食べると仰ってました。

 

 

確かに美味しいです。出汁が良い。自然薯ミックスのそばは普通のより、より滑らかな舌触り。コシもある感じ。

 

 

お店を出てから、お隣の道の駅の販売所で買い物をし、少し周囲を散策しました。周囲は山。熊が出そう。くま 熊目撃談も結構きくのであまり奥まったところに行くのはやめておきました。

 

 

流星館。町営ホテルです。子連れで田舎にきてこういうところに泊まるのは楽しいかもしれませんね。営業していたのかな?

 

 

藁ぶき民家。どこかから移設されたものだそうです。希望すれば宿泊もできるようです。大きなお帽子をかぶったような家屋。急傾斜の屋根なのは雪が多く降る土地だからでしょうか。

 

 

 

近くでみると屋根の上の苔とかすごい。

 

 

反対側の屋根上は野原状態。観光地のこぎれいな茅葺屋根ばかり見てきたけれど、実際は結構メンテナンスとか大変なのかもしれない。

 

 

 

 

 

隣接する道の駅で買ったもの。名田庄漬けという漬物が有名だそうです。

 

 

 

この次は土御門家の史跡が集中している納田終(のたおい)地区の白矢集落を歩きました。前情報全くなしで訪れた場所でしたので驚きました。続きます。