18~19本目。
原題:JOKER
監督:トッド・フィリップス
キャスト:ホアキン・フェニックス、ロバート・デニーロ
孤独で心の優しいアーサー(ホアキン・フェニックス)は、母の「どんなときも笑顔で人々を楽しませなさい」という言葉を心に刻みコメディアンを目指す。ピエロのメイクをして大道芸を披露しながら母を助ける彼は、同じアパートの住人ソフィーにひそかに思いを寄せていた。そして、笑いのある人生は素晴らしいと信じ、底辺からの脱出を試みる。~シネマ・トゥデイ~
2019年アメリカ映画。公開時、結構話題になった作品だったように思います。観終わって・・どんよりした思いに。ネット上の解説によると「バットマン」の宿敵ジョーカーの誕生秘話を描いた作品なのだそうです。そして事前にネタバレ部分を読んでしまっていたので話の展開についていくことができましたが、どこまでが現実でどこまでが妄想世界なのか夢をみているみたいでわからないようでした。印象に残るのは心を病んだ社会の底辺にいる孤独な人間の姿。人間の狂気。鑑賞後のなんともいえない心のざわつき。こうした作品が広く受け入れられるのは現実社会の中にこの映画に通じるものがあるからなのかと。作品の随所にスコセッシ作品「タクシードライバー」や「キング・オブ・コメディ」を連想する場面が出てきて興味深かったです。
原題:200 Pounds Beauty
監督:キム・ヨンファ
キャスト:キム・アジュン、チュ・ジンモ
同名コミック(講談社刊)を韓国で映画化したラブコメディ。169センチで95キロの巨体だが、美声と音楽的才能を活かし、スター歌手のコンサートの舞台裏でゴーストシンガーを務めるカンナ。しかし、想いを寄せる音楽プロデューサーは、彼女を女としてみてくれない。彼を振り向かせるため、全身整形を施し、スリムな体形と美貌を手に入れるのだが……。~オフィシャルサイトより~
2006年韓国映画。外見でこんなに人生が変わるという現実を見せられるような内容でした。太っていた時の姿は同じ女優さんの特殊メイクだそうです。まあまあ面白く鑑賞しました。