7~8本目。
原題:Tout le monde debout
監督:フランク・デュボスク
キャスト:フランク・デュボスク、アレクサンドラ・ラミー、エルザ・ジルベルスタイン
大手シューズ代理店で働くビジネスマンのジョスランは、イケメンでお金持ち。女性にモテモテだが、一時的な快楽を求めるだけの軽薄な男だ。ある日、亡くなった母の家を訪ねたジョスランが母の車椅子に座っていたところ、訪ねて来たジュリーと遭遇。彼女の気をひくために「自分は車椅子生活を送っている」と嘘をついてしまう。それを信じたジュリーは、車椅子生活を送るヴァイオリニストで姉のフロランスを彼に紹介する。~映画の時間~
2018年フランス映画。監督、脚本、主演を務めたフランク・デュボスクはフランスの国民的コメディアン。フランスで本作品は200万人を動員するヒット作になったそう。2時間未満で気楽に観れる作品を・・と探して観始めたところ、これが結構素敵なラブコメディで。
主人公はお金にも不自由しないプレイボーイ。当初は相手の気を惹くために嘘をついてしまうのだけど次第に相手の女性を本気で好きになってしまう。それからの彼はまるで別人のように気弱になってしまうんです。相手の心を失うことが怖くて仕方なくて、オドオド、びくびく・・としてばかり。お相手の女性は車いすに乗る障害者。自身を卑下することは全くなくて、精神的に自立しています。芯が強くて優しくて懐の広い女性。プレイボーイはそこに惹かれるのです。映像も素敵。大人の恋愛映画という感じがしました。
原題:Family Business
監督:シドニー・ルメット
キャスト:ショーン・コネリー、ダスティン・ホフマン、マシュー・ブロデリック
ニューヨークに暮らすジェシーは泥棒家業ひと筋に生きる男。その息子ビトーは結婚し、息子が生まれたことを機に泥棒を引退していた。ところがビトーの息子アダムは祖父のジェシーを秘かに尊敬し、新製品の強奪計画を提案。ビトーも父と息子を放っておくことができず、それに加わることに。父子、そして孫から成る泥棒チームは計画を実行に移すが……。犯罪一家の絆を描くドラマ。~映画.com~
1989年アメリカ映画。三代で泥棒家業という設定で、親と子、祖父と孫それぞれの家族の絆を描いた内容でした。劇場公開時、この時代の大スターが競演ということでかなり話題になったような記憶があります。改めて今、みてみると、既に「古き良き時代」感がそこかしこに出ていて、ちょっと驚きました。ショーン・コネリー、大好きな俳優さんでした。