今年の桜もいよいよ終盤。満開時は遠くからみると綿菓子のようにふわふわもこもこだった木も、昨日は花の間に隙間ができて、花の色が失せつつある様子が見えました。
以下の写真は3月31日。福井市を流れる足羽川沿いの桜並木です。桜の名所としても有名なので開花の時期にぜひ一度観たいと思っていました。
4kmにわたって道の両側に桜が植えられています。遠くから桜並木を目にした時、既視感がありました。三重にいた頃に毎年のように観に行っていた伊勢の宮川沿いの桜並木によく似ていたからです。初めて訪れる場所だけれど、懐かしさを感じながら歩き始めました。
でも。いや、似てるけど違う。何が違うか。ここの木、すごい大きい。宮川のと比べて胴回りや高さが一回りサイズが違うのです。そういえば毎年、この時期に福井県内を運転していて、道路沿いとかに普通に生えている桜の木がとても立派なことに驚いてました。桜は土の栄養分をかなり奪うので一軒家のお庭に植えたりすると他の樹木が育たなかったりするそうです。そんな桜の木をこんなに大きく元気に育てている福井の土壌って相当に栄養豊富なんだなあと思ってました。福井県はお米も美味しいですものね。土が違うのだと思います。
前日までほどではないですが黄砂でやはり空が霞んでいる感じ。お店が出ている近辺は人も多かったですが、ちょっと離れると密とは程遠いものでした。
この古木感すごい。
臥竜のような横に伸びてる木も。
どの木も縦横無尽に枝を伸ばしているようです。(笑)往路復路と写真を撮りながら歩いたので、順番は相前後していますが・・。
満開の桜の下を歩く幸福感~~。ずっと歩いていたい気分でした。夜はライトアップもあるそうです。今年は夜までいなかったけれど、来年はまた夜桜見物もしてみたいなあ。夜までいなかった理由は、この日は風がとても強くてだいぶ肌寒かったのです。天気予報では最高気温20度くらいといわれていた日でしたが、念のために・・と持っていった上着を羽織っていてちょうどよかった感じでした。
由利公正像。五か条の御誓文の原案を作成した人です。このあたりに邸宅があったそうです。
本当に美しい眺めでした。必ず来年も来たい名所でした。ただ、足羽山公園もそうでしたが、駐車場のスペースが絶対的に少ないと思います。桜並木のほうは河川敷に臨時駐車場が作られてましたが、31日、平日だったにもかかわらず、だいぶ待ちました。この辺、もっと改善すべき!
さてこの後は越前に寄り、もう一か所、桜の名所にいってきました。続きます~