近江八景・唐崎の夜雨で知られる唐崎神社です。日吉大社の摂社のひとつです。日吉大社に立春詣でをした時、お守りの授与所に唐崎神社のお守りが置いてあったことでこの神社のことを知りました。唐崎の松があるところだったのか~と。ニコニコ

 

唐崎神社は平安時代から下の病・婦人病平癒の神社として知られてきた神社だとのこと。下がその時にいただいてきたトイレのお守り。茅の輪の形をしており、「不浄除 茅の輪守」と書いてあります。

 

 

 

平日だったので神社には誰もおらず、社務所も閉まってました。鈴を鳴らせないようになっているこんな光景ももう見慣れてしまいました。

 

ここで見ておきたいと思ったのが有名な唐崎の松です。地面近くを這うように全方向に枝が広がる姿をみてみたいと思っていたのですが・・。

 

 

ネット情報で予習はしてあったけれど、思っていた以上に枝枯れ、衰弱が進んでいました。全体の4分の3くらいがこんな感じ。

 

 

 

湖側の部分はまだ葉が残っていましたが、近くでみると黄色っぽくなっていてかなり衰弱が進んでいるようでした。

 

 

現在の松は三代目、樹齢も150~200年であるとのこと。兼六園にある唐崎の松は加賀藩藩主が近江の唐崎から松の種を取り寄せて育てたもの。おそらく種は先代(二代目)の松であろうかとのことで、この松とは兄弟になるのでしょうか。この老松の横に四代目?と思われる若い松の木がありました。種から引き継ぐので年月がかかるそうです。継承がうまく進むといいですね。

 

 

境内は琵琶湖に面しています。視界がぱあっと広がっていて開放的で気持ちいいです。琵琶湖を背景にした松はなんか絵になる感じ。

 

 

 

 

 

 

この日は神社の前にあるみたらし団子やさんに寄るのも楽しみにしていましたが、あいにく臨時休業でした。でもまあ自宅からそう遠くない場所なのでまた近々、寄らせてもらおうかと思います。