1月15日。お天気が良かったので敦賀の気比神宮にお詣りにいってきました。越前国一之宮の格式の高い神社です。福井にきたばかりの頃に一度お詣りしているのですが、その時は神社のシンボルである大鳥居が改修中でした。お化粧直しを終えた深紅の鳥居は重厚な感じ。存在感があります。高さ11mあり、春日大社、厳島神社と並ぶ日本三大木造大鳥居のひとつなのだそうです。
鳥居をくぐってすぐのところに猿田彦さんがお祀りされてました。
敦賀は月初の大寒波の時に結構積雪があったようです。境内は歩く場所をつくるためによけた雪が高く積まれていました。
手水舎は柄杓が撤去されています。手だけ洗いました。
手水舎前の長命水。私の前にいた人が手ですくって飲んでいたので、マネして同じことをしてきました。あとで調べてみたらここの湧き水は千年以上、神水として信仰されており、年の初めに飲むとその年は健康でいられる、とのこと。いまは本当に神頼みしかないかもしれないなあ。
本殿前の旗掲けの松。南北朝騒乱の時にまで遡る逸話があるそうです。
下の写真が当時の松。根の部分が残ってました。
松尾芭蕉の像も。芭蕉さんがみた当時の壮麗な社殿は空襲で焼けてしまったそうです。
本殿。
おみくじを引きました。私は神社にいくとよくおみくじを引きます。なかなか今の状況を当ててくれるような気がします。なのでアドバイスは謙虚に受け止めるようにしています。
この時、年末から急騰していたビットコイン、ちょっと下げ局面だったので、買い増ししようかと考えてました。一応、あれは投資だけれど、ギャンブル的な要素ありますよね。これみて買うのやめました。その後、相場急落。 仮想通貨ってどんなものだろう、勉強のためにと、取引してるのだけれど、ボラティリティとスピード感が株投資と比べ物にならない感じです。これからも決して熱くならないようにしよう。
都怒我阿羅斯等命(つぬがあらしとのみこと)を祀る摂社。「つぬが」という読み方がのちに「つるが」に変わり、敦賀の地名の由来になったとのこと。
土公の遥拝所。
気比神宮のご祭神、気比大神降臨の地とされている場所です。いまは隣の小学校のグランド内にあり土が盛られ大きな木が生えています。触れてはいけない雰囲気がありました。
この日は1月15日だったので、これはどんと焼き? 正月飾りやお守り、お札などを燃やす行事です。
その横に巨大なユーカリの木が。
気温が高くて乾燥した土地(オーストラリアみたいなところ)に生えているイメージが強いユーカリの木が敦賀のこんなところに生えているので驚きました。神域にわく地下水によって生きながらえたということでしょうか。
その奥の方に池がありました。「神水苑」と呼ばれています。
滝の横にも水がこのように流れている箇所がいくつかあり、汲めるようになっていました。これもきっとありがたい水。ひとくちだけいただきました。
今回はゆっくりじっくり境内をみながら歩くことができました。冬の晴れた日は、風がなければ冷たい空気も結構心地よく感じます。