資料館でもらった街歩きマップを手に今度はびわ湖方面に歩きました。今津町の位置を示したYahoo!地図の切り取りを載せておきます。もう琵琶湖は目の前。

 

 

一番上の写真は九里半街道起点。名前の由来は「小浜から九里半(38km)の距離」であったということ。説明を読むだけでも、昔はこの辺、随分賑わっていたことが想像されます。今は静かすぎて想像がつきませんが、織田信長も目をつけてたのが琵琶湖の水運。琵琶湖を支配下においたら経済を押さえられる、くらいの勢いがあったのだと思います。

 

 

ここでまた面白い建物を見つけました。横からみたら洋風建築。前から見たら和風建築。やっぱり最初、「ん?」と二度見してしまいました。アセアセ💦

 

 

そしてこんな感じに街道が続きます。左側の家の後ろはもう琵琶湖です。

 

 

家と家の間から琵琶湖がみえます。

 

 

琵琶湖へ続く細い路地(辻子[ずし]というそうです)を通り、琵琶湖畔にいってみました。ここの家々は全てレイクビューですね。気持ちのいい風が吹いてきました。

 

 

向こうにびわ湖の東岸がみえます。長浜あたりでしょうか。

 

 

 

旧街道沿いを歩きます。往時の雰囲気を残す建物もまあまあ残っています。

 

 

200年の歴史をもつという料理旅館。

 

 

 

 

古い桟橋のあとがありました。

 

 

更に歩くと琵琶湖汽船の発着港がありました。こちらは現役。オフィスも最近、建て替えられたのかとてもきれいでした。ここから竹生島行きの船が一日何便か出ているようです。竹生島を経由して対岸の長浜に行くこともできます。

 

 

随分前でしたが、長浜から船に乗って竹生島(写真の真ん中よりに映っている小さい島)を訪れたことがありました。周囲わずか2km程度の島ですが、この小さい島の中に国宝、重文級の歴史遺産がいっぱい残っているんです。湖の中にぽつんと残る島にあったことで、戦火に巻き込まれることなかったのかもしれないですが、まるで島全体が博物館みたいで、大変見ごたえのある場所でした。ここ、また行ってみたいな。せっかく近くにいるのだからまた天気のいい日に出かけてみよう。

 

 

角を曲がって今度は今津駅方面へ。高島警察署の前を通りました。

 

見慣れたJR近江今津駅へ。歩いてみて、こういう距離にあったのかとようやく街並みの位置関係を把握できた感じです。ウインク

 

 

ヒツジグサというスイレン科の多年生水草なのだとか。

 

歩き疲れたので、喫茶店でゆずティーを飲みました。

 

 

もうちょっと歩こうかと思いましたが、やめました。で、もと来たヴォーリズ資料館のほうへ歩きました。この無数に張り巡らされた電線。風景の雑音みたいに思えてどうも好きではないのです。青空の風景をみていても、これがあると興が削がれるような感じに。ショボーン とはいえ、2時間程度の散策でしたが、楽しい時間でした。コロナ禍が去るまではこんな感じで混雑のない近場をいろいろ探索してみたいと思います。