コロナの収束までにあとどれだけかかるのでしょう。年内いっぱい、あるいは2年くらいかかるという説もありますね。今日は最近読んだ本のことについて。著者は予防医学にかかわる医師。粘膜の強化は免疫力の強化であるそうです。この本は、しばらく前に花粉症の予防に役立つかなと思って購入したものだったのですが、コロナ対策のためにざっと読み直してみました。
著者は身体における粘膜を、お城でいえば外敵の侵入から守る内堀や外堀に例えています。外敵に接し、外敵と最前線で戦う粘膜。簡単に崩れない強い粘膜は強い防御力でもあります。その防御力構築のためには栄養素でいえばビタミンAやベータカロチン、オメガ3脂肪酸を積極的に摂るとよいようです。ビタミンAは粘膜の元、オメガ3は粘膜細胞の外壁をそれぞれ作ります。住宅でいえば火の粉が飛んできても簡単には燃えない、あるいは火事になっても火を消してくれる消火器付きの外壁です。その材料になるのがオメガ3の魚アブラだそう。
簡単にざっと解説されたページがあったのでURLを載せておきます。
https://eonet.jp/health/yobou/content1.html
ビタミンAについては私はしばらく前からβカロテンが豊富なにんじんジュース(100%)を毎日飲むようにしています。βカロテンは体内で必要とされるだけのビタミンAに変換されます。ビタミンAもβカロテンも脂溶性のビタミンなのでオリーブオイルを数滴垂らして。
オメガ3を含む魚については、魚の生臭いのが苦手でなかなか毎日も食べられない。豆類や緑黄色野菜(いちおうこれらにも含まれているらしい)のほか、最近甘辛く味付けたイワシのお煎餅をスーパーで見つけたのでそれをおやつ代わりに食べるようにしています。信頼できる品質のサプリで補充するのも良さそうですね。
コロナがなくても喘息や花粉症の予防のために意識して摂っていた栄養ですが、発酵食品も免疫力の強化に役立つそうなのでヨーグルトや納豆、味噌など積極的にとりいれたいと思います。いま願っているのは日本が魔のゴールデンウイークを乗り切れますように、ということです。