昨日(2月11日)は日本海側の冬にしては珍しい晴天の日!こんな日は出かけないともったいない。でもコロナウイルスで騒がれている最近、都会は避けたいなあ・・ということで、おおい町にある巨樹で有名な神社にいってみることにしました。某ブロ友さんの影響で私も最近、巨樹を見るのが楽しみになりました。参考にしたのは以下のホームページです。巨樹と花

 

 

おおい町の集落にあり、きれいに整備された神社でした。拝殿の板囲いは雪に備えてのものだそうですが、こちらでは時々見かけます。この神社で有名なのがウラジロガシ(裏白樫)というブナ科の木。鳥居をくぐって階段を上ったところにあります。樹齢600年の古木。下からたくさんの支えが施され、かろうじて立ってるという感じ。

 

 

当初、二本の木が生えているのかと思ったのですが、上から下まで亀裂が入った姿なのだとか。最上部のほうだけくっついてます。幹の下のほうに空洞がありましたが、天正年間の兵火によるものだそうです。「天正」って戦国時代です。傷を負ってから500年も生き延びていることもすごいこと。木のもつ生命力に驚きます。

 

 

 

なんとか読み取れます。「福井県指定天然記念物うらじろがし」。

 

 

 

狛犬。足元には「支那事変記念」って書いてありました。

 

 

参道を歩いているときから視界に入る社殿の前の巨樹二本。すっくと天に向かって伸びています。手前は栂(つが)の木。その横に杉の木。樹高は30mくらい。気持ちいいくらいの真っすぐさ。

 

 

 

 

見上げた時のこの感じがすごく好きです。空間に悠々と枝をひろげてゆったりと構えているようで。

 

 

 

 

 

境内には他にも巨樹があります。「さかき」の木。これもおおい町指定天然記念物。その横に椿の大木もあり、頭上高くに赤い花が点々と見えました。さかきも椿もこんなに大きかったの??

 

 

 

 

世間でパワースポットといわれる神社でも足を踏み入れた時になんだかちょっと嫌な気配を感じるところもありますが、ここはとても気持ちのいいところでした。きちんと手入れされた境内の様子からも地元の人から大事にされているのが感じられました。ここまで来たらマスクをしている必要もなく、マスクを外して思い切りきれいな空気を吸い込みました。おーっ!DASH! この後はまだ時間があったのでもう一か所行きました。続きます~。