東京旅行2日目。
2か所目の訪問地は文京区にある国指定特別名勝六義園。
古河庭園から近かったので行ってみることにしました。
距離は1kmちょっと。気候の良い時期なので歩きました。
内庭大門の向こうにみえる大きな木が視界に入りました。

枝垂れ桜の大木です。
毎年東京の桜が開花する時期になるとここの桜のことが
伝えられていたりします。
流れ落ちるような満開の桜は圧巻でしょうね。

六義園は小石川後楽園と並ぶ東京の二大江戸庭園。
もともとは川越藩主の柳沢吉保が1702年に策園した大名庭園でした。
「六義園」という名は和歌の分類の六体に由来しているのだとか。
難しいことはよくわからないのでまたいつかの機会に。(^-^;
東京ドーム2個分の大きさだそうです。
ここも回遊式庭園。
それでは池の周囲の園路を歩いてみます~

五月の風景ですね。輝くばかりの新緑が美しい。

東京でも代表的な日本庭園だけあり、
隅々まできれいに整備されており、
歩いていて気持ちがいいです。


池の中に島が作られ、その景色も風情があります。
ここ、今の新緑の時期もいいですが、
紅葉の頃にきたらさぞ美しい眺めでしょう。
でもその時期はこんな心静かに過ごすことは無理かもしれません。

木陰に入ると空気がひんやりとしていて心地よいです。
これは有名な吹上の松です。

樹齢300年!
六義園ができた当時、
庭園には数多くの松の木が植えられていましたが
そのほとんどが失われてしまったのだそう。

この松の横に吹上茶屋という休憩所があります。
ちょっと歩き疲れたのでここで一服。




主菓子は紫陽花の花を形どったものでした。
この日の空は曇り。
降るかな?大丈夫かな?と思わせる一日でしたがなんとかもちました。
風もあまりない日でしたが水面をみると小さな波が立っています。
静かで心安らぐ景色です。都会の中のオアシスですね。

東京の立派な庭園、このほかにも多くあり、
行ってみたかったのですが
今回の旅行ではこのくらいにしておきました。
あまりお庭ばかり見ていると、
印象がダブってしまいそうだったからです。(笑)
この後は皇居の二重橋を観に、大手町方面へ向かいました。
続きます~ (*^-^*)