
がんばって早起きして(・・というほどでもないかな)、
漁港近くにある魚市場にいってきました。
今年の冬は雪は降らないけれど
朝の空気はめちゃめちゃ冷たくて
寝ぼけていてもぱっと目が覚めてしまいます。(笑)
小浜市の魚市場は近隣の敦賀や舞鶴のそれに比べると
随分規模が小さいのですが、値段にぼったくり感がなく
無理やり買わせようという感じもなく、
ゆっくり買い物できるのでありがたい場所です。
焼き鯖を2尾、買いました。
一尾900円。道の反対側、観光バスがつく
フィッシャーマンズワーフに行くと1200円になるんです。
なのでこの焼き鯖を買う時は早起きして魚市場のほうに行きます。

鯖の丸焼きの図。実物はなかなか大きい。
魚を載せているこのお皿、直径が30センチくらいあるんです。
生姜醤油を添えたらその日のメインのおかずになります。
冬の魚は脂が載っていて非常に美味しいです。
包装してあった紙を外す頃には魚の脂がギトギトに染み込んでいます。
「海の幸」、「自然からの恵み」という言葉をここにいると強く実感します。
丸焼き鯖はなかなかよそでは食べられず、
こちらに来て初めて食べましたがすっかりはまっています。
こちらは銀鱈の切り身の醤油漬け。

小浜では地魚の「醤油漬け」が多いように思います。
こだわりの醤油につけ寒風にさらして干すのだとか。
たくさん魚が獲れた時に醤油、砂糖、みりんなどに漬けて
保存用に加工していたのがはじまりだったそうです。
私はこの醤油漬け魚が大好きで、
市場に出かけた日はいつも買います。
この日はグリルで蒸し焼きにしていただきました。
身がぱーんと張っていてぷりぷりの食感です。
福井は蟹が美味しいことで有名ですが
個人的には蟹よりもこうした白身魚のほうが好きです。
抜群に美味しい地魚が安く、新鮮に手に入ることが
ここに住んでいることの幸せかと・・・。


