
鴨川沿い。等間隔にカップルが並ぶ光景は昔から。
夏になると間隔が狭まり、
寒くなるにしたがって間隔が広がっていきます。(*^-^*)
久しぶりに京都を訪れた日、先斗町で夕食をいただきました。
最初は別のお店を目指していたのですが
どこも予約でいっぱい、満席といった理由で入店できませんでした。
気候の良い10月の3連休ですから仕方がないですね。
昔はしっとりとした情緒が似合う先斗町でしたが、最近は随分雰囲気が変わりました。
数年ぶりに歩いてみたらものすごい混雑していて賑やか。
行き交う人の外国人比率が異常に高くて驚きました。
少し前まではアジア系の人が多かったと思うのですが
欧米系のひとが随分増えているようでした。
需要に比例してなのか、先斗町の飲食店に焼肉、鉄板焼きなどが
随分多くなっているように感じました。
なんとなくですが「京都らしい」和食の店が減っているようにも。
暫く歩いていたら、ゆば料理のお店があり、
予約なしでも大丈夫かと尋ねたらOKとのこと。
断られること3軒の後、ようやく夕食にたどり着くことができました。

お店の写真を撮ったらぶれてしまったので外観写真はネットかお借りしました。
人がいっぱいで外観の様子もよく見えなかったほどでしたが
べんがら色の壁が京都らしいというか。
鴨川サイドのお店なので夏は川床もあるようです。
一面の窓からは鴨川と京都の夜景が見えました。

湯葉会席に土瓶蒸しがついたコースをお願いしました。
先付け。

八寸。やはり京都ではお料理もとても繊細。

椀物。ゆば豆腐だったか。
蓋をとったらふわ~っと柑橘の香りが広がりました。

土瓶蒸し。
お出汁がとても上品で美味しい。

すだちを絞って・・・中の具をいただきました。
秋の味覚ですね。
銀杏がいちばん好きかな・・・(^-^;

お造り。お魚はカンパチ、まぐろ、鯛の三種。
お刺身だけは・・・ですね。

魚については、いつのまにやらしっかり舌が肥えてしまったようです。
(*''ω''*)
焼き物。左側は穴子を湯葉で巻いて炙ったもの。
表面がほのかにパリパリと焦げ目がついて
内側のふんわり穴子とすごくいい相性でした。


湯葉鍋です。野菜がしんなりしてきたら食べごろ。

湯葉鍋で一番美味しかったのがこのお出汁。
まろやかで自然な甘さがあってとても美味しかったです。
きれいに全部いただいてしまいました。

最後に湯葉ご飯、赤出汁、お漬物。

湯葉が美味しいな~。
京都はお漬物もとても美味しい。

最後の水果は葡萄と梨。

真ん中に梨の皮を厚めに切り抜いてアクセントに置いてありました。

お店を出る時に暖簾の写真を撮っていたら
外国人の観光客に話しかけられてブレてしまいました(笑)
久しぶりに都会の夜。楽しいひとときでした。
ごちそうさまでした☆
大當両
京都市 中京区 先斗町通四条上る 鍋屋町232-8