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討幕の志士、木戸孝允(桂小五郎)の妻だった幾松さん。
笛と踊りが得意な有名な芸者さんだったそうです。
彼女は京都で桂小五郎と出会い、
彼を助け、後に妻となり添い遂げました。
激動の幕末の時代にあって二人のロマンスは
血なまぐさいあの時代の空気の中に
ぽっと咲いたきれいな花のようなイメージです。

彼女はもともとは若狭小浜藩士、木崎市兵衛の娘として生まれました。
母方は三方郡神子浦の医師の家だったそうです。

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現在は木崎家の末裔の方が小浜市で旅館をされています。
海のすぐ近くで、看板が出ていたので気づきました。

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京都の霊山というところに護国神社があり、
そこに多くの幕末の志士らのお墓があります。
坂本龍馬や中岡慎太郎もここに眠っています。

大学生の時にここを訪れ、歴史小説に出てくる有名な
志士の名前が連なっていることに感慨を覚えました。
その中に木戸孝允と幾松さんのお墓が並んでいました。
夫婦でお墓が並んでいたことがとても印象的で
とても仲が良かったのだろうな、死後もずっと横に一緒にいられて
良かったな・・・とかそんなことを想ったことを思い出しました。(*^-^*)

旅館の周囲はこんな感じ。建物もかなり年季が入っている感じです。

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とても昭和ぽい美容室。

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にゃんこがずっと見下ろしていました!なんかびっくりしている??(^-^;

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この日も小さな発見。そぞろ歩きは楽しいです。(*^-^*)