
3度目のはま作に行ってきました。(#^^#)
お部屋は初めて行った時に通してもらった広い和室。
お部屋に入った時に窓の向こうの
鮮やかな新緑の色が目に飛び込んできました。
床の間のしつらえも初夏の風を感じるようなもので
おもてなしの心が伝わってきます。


コースのはじまりの一皿。
手前の海老で兜を模してあるのですね。


長芋の蒸し物。

中にカットした長芋が入っています。
滑らかな表面とざらざらした独特の食感が混じりあって
とても繊細な味。美味しいです!
あ、手元はこんな感じです。↓↓

毎回同じコースをお願いしているのですが
中味がその時々でがらっと違うのも楽しみなところです。
次に出てきたのは鰹のタタキです。
そういえば、以前高知に旅行した時、
地元の友人にとても美味しい居酒屋さんに連れていってもらい
そこで食べた鰹のタタキが忘れられない美味しさで。
その時、お店の方に鰹の旬は5月と10月頃と教えてもらったのを思い出しました。
今の時期の鰹は「初鰹(のぼり鰹)」、
春から夏にかけて黒潮に乗って北上する鰹のことで
江戸時代には「目に青葉、山ほととぎす、初鰹」といわれ
大金を払ってでも得たいものと言われていたとか。
それだけ格別の味ということですね。
ちなみに秋は「戻り鰹」と呼びます (^^;

濃いめの汁に浸かった鰹、昔、高知のお店でいただいた以来の
感激の味でした。まるでフィレステーキみたいなんです。
次は本物のステーキ。(^^;
鮪のステーキです。厚みがあって柔らかでジューシーで。
付け合わせの野菜がこれまた美味しい。
自然な甘みが引き出されている感じでした。

次は伊勢海老のマヨネーズ焼き。
真っ赤な伊勢海老の殻が載っています。

殻を外してみました。
レモンの果汁をかけていただきました。
ぷりっと引き締まった身は歯ごたえを感じます。
とても贅沢な気分です~(;・∀・)
下に敷いてある玉ねぎが甘味がじゅわっとあって
美味しくいただきました。

コースの最後のご飯と赤出汁。

お椀の蓋をとってみると手こね寿司でした。
手こね寿司は伊勢志摩地方の郷土料理で
漁師さんの仕事中の食事とした始まったもの。
でもはま作さんのてこね寿司はこれまた格別のゴージャスなものでした。
酢飯の中に胡麻の風味が仄かに感じられ
やはりここでも料理の繊細さが感じられます。

デザートはサンフルーツのゼリー。
ぷるるんとした柔らかなゼリーは果汁をそのままゼリーにしたような味で
その中に果実がぎゅっと詰まっているような感じでした。
さっぱりとした食感で、やっぱりすごく美味しい。

ボリューム的には多すぎず、少なすぎず、最後まで食べてお腹の中も
ちょうどいい感じ?なところもしっかり計算されているのでしょうか。
プライバシーもしっかり確保してもらった個室での
食事なので、気兼ねなくお喋りもでき、本当にリラックスして
過ごすことができました。
今回も素晴らしいお料理でした。ごちそうさまでした!