
この週末はクラシックコンサートを聴きに行ってきました。
プログラムは以下の通り。

ブランデンブルグ協奏曲は少人数編成での演奏でした。
この曲、大好きなので全曲聴きたかったです。
グリーグのピアノ協奏曲。
有名な曲ですが生演奏で聴いたのは多分今回が初めて。
北欧の清冽な空気を思わせるような透明感のある曲です。
ピアニストの萩原麻未さんの力強い演奏が大変印象的でした。
とても若い方でしたが、圧巻の演奏でした。
今回はステージに向かって左ブロックの席だったので
手の動きがよく見えたのですが
演奏が始まると何かが彼女に降りてきた?と思うような凄みが・・。
彼女は広島のご出身とのこと。
演奏が終わった後で昨年の広島での土砂災害の話をされ、
復興支援の募金協力を訴えておられました。
休憩時間にロビーに行くと、ご本人が募金箱を抱えて
募金する一人ひとりのお客さんにお礼を伝えてみえました。
演奏も素晴らしかったですが、募金箱を抱えたその姿から
彼女の誠実な人柄が感じられ、本当に素敵な方だと思いました。
ピアノの演奏ももっと聴いてみたいし、
リサイタルがあったらぜひ行ってみたいです。
ベートーヴェンの7番は「のだめカンタービレ」で有名になった曲です。
指揮者の飯森さんの演奏も聴くのは今回が初めてだったのですが
「のだめカンタービレ」の指揮演技指導はこの方がされたのだそうです。
こちらも迫力があって素晴らしい演奏だったと感じました。
素人だから細かいことはわからないけどすごく良かった~。
アンコールはモーツァルトのアイネクライネナハトムジークの
最初の部分を。
個人的にはとても満足度の高い演奏会でしたが空席がかなりあった様子。
すごくいいコンサートだったのでもったいない。
事前にもっとプロモーションしていればたくさんお客さんが
入ったのではないかなと思います。
三重での公演は今回が初めてだそうですが
次回も機会があればぜひ聴きに行きたいと思います。

この日は小雨が降っていたので、コンサートの後は
館内のカフェでお約束のスイーツを・・・(^-^;

なんだかあれこれと慌ただしいこの頃、
忙しい現実から逃避して別世界を楽しめた午後でした。(*^▽^*)
