
昨日の夜はこんな本を読みました。
面白かったのでメモ代わりに・・・
~抜粋~
日常のささいな出来事の中でなんとなく「生きづらい」と感じる。
職場や学校、家庭などでも居心地の悪さを感じていたり
自分ではうまくやっているつもりでも思うような結果を出せなかったり。
これはほんとうの自分自身を正しく理解していない、ということ。
本来の自分の姿を知らず、人生の選択を間違っているために
「生き心地」が悪く、ぎくしゃくとして気づまりなのです。
ちょうどサイズの合わない服を着て、慣れないトレーニングを無理にしている感じ・・・
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「自分のことはよくわかっている」、
実はこれ、思い込みに過ぎないことが多いらしいです。
本来の自分の姿に合っていないステレオタイプな幸せ
(一流企業に勤め出世する、高収入の人と結婚して安定した生活を送るとか)を
求めるがために、苦しい思いをしてしまうことになってしまう。
社会的には人生うまく行っていて、傍目から見ると「幸福な人生」を送っていても
本人には幸福感がない。これは自分が実際何を必要としているのか
どんな状態が幸せなのか知らないまま、
誤った選択をしてしまっているからなんだそうです。
この本では自分はどんな人間なのか、という自己分析ができます。
性格タイプには思考型、感情型、感覚型、直感型の4つがあり
それぞれ外交的、内向的が加わります。

やってみた結果、自分自身についての思い込みと結果が全く違っていました。
私の場合、自分では「感情型」だと思っていましたが
それとは真逆の「内的・思考型」という結果が出ました。
内的思考のタイプとは
「物事に常に論理と意味を求める」(理屈先行型)らしいのです。
ここを読んだ時、(いちいち、論理とか意味とか考えてないけれどなあ・・)と
ピンときませんでした。でも読み進めてみると、なんだか当たっているのです。
*理屈や意味をお金、権力などの即物的なものに結びつけるのではなく
目に見えない、観念的な世界に結びつける。たとえば「真実とは何か」、
「善悪とは何か」、「美とは何か」「人はなぜ生きるのか」・・・現実には
結論が求められにくいことの答えを突き詰めようとする。
⇒そういえば、知らないうちにこういうことはよく考えています。
*「物事を深く考えるな」と言われるほうが辛い。
⇒これも。小さい頃から先生や親、周りの大人から
「あなたは物事を深く考えすぎ。もっと気楽に考えればいい」などと
非常によく言われてきました。
自分ではそんなつもりは全くなかったのに。
*好きな分野、専門分野に特化した知識は驚くほど・・
⇒ 笑&笑 これもあるかも・・。
*自分の内へ内へこもってしまうため、周囲に気を配るどころか
外界への興味、関心は極端に低くなります。
端的に表れるのが人間関係で他人の気持ちに配慮することがなかなかできません。
⇒これも私のことをよく知っている人なら、「その通り!」と言いそうな数行でした。
私は他人には全くといっていいほど興味がないのです。
だから職場とかで人の噂話を聞いていると、
なんで皆、そこまで他人を見ているのか??と内心で驚愕しています。
他人に配慮できないのも事実だと思います。
基本、「KY」なところがあるんです。
でもこれでは人間関係がギクシャクするので、
外では人一倍どころか100倍くらい気遣いしています。
(↑これは自覚している)
見えないところでものすごく頑張っているので
自分でこんなことをいうのもなんですが
周囲からは「よく気の付く人」とまで言われています(笑)
でもこれは自然にやれているわけでなく、
日々、神経をすり減らしながらのことなので、
一日が終わって帰宅すると、げっそり・・@@;
*社会性ということでは衣食住への関心も極めて低く、
ファッションやグルメには極端に無関心。
⇒ 食べ物記事ばかり書いているので、あれ?と思われそうですが
実際、衣食住のうち、衣食にはあまり興味はないかも。
そういえばお弁当も毎日作っていますが、毎日中味が一緒。
外食しない日の夕食も傍からみたら悲しいほど質素です。
それも全く苦にならないのですね。
衣類も一応、気を遣ってそれなりを維持していますが、
正直、心の中では「めんどくさい・・」と思っています。
「住」は割と重視しているのですけれど・・
快適な空間を維持するため家具、その他、時間&お金をかけて選んでいます。
旅行に出かける時もホテルは居住性を重視して選んでいます。
私のような人間を司るキーワードをいくつか抜粋すると
探求心、観念的、深い思索、粘り強さ、世間に疎い、マイペース、無表情
本当にこれ、当たっているなあと感心してしまったのは
自分のようなタイプの人間は
「物事に意味や理屈を求めるあまり大切なものを切り捨てる。
誰かの誕生日とか、結婚記念日、クリスマスや
バレンタインといった記念日などに無関心」
ということです。
これは本当にそうなんです。私は両親の結婚記念日を知りません。
尋ねたこともなかったことに今、気づきました。
クリスマスのディナーとかでも
「この時期は高いし、混んでいるから安くて空いている時期にずらそう」
と提案するのは私のほうからですし・・。((+_+))
記念日等、とても大切に考えている人も多いのですから
そういう気持ちをくみ取ることが大切なことなのですよね。
それぞれのタイプに対する劣等機能というのがあるそうです。
上のマトリックスで私の場合は「思考」の反対にある「感情」という機能です。
この劣等機能を強化することで、「理性的で穏やかな信頼の厚い人」になれる、
と書かれています。
自分の努力すべき方向性がよく見えてきました
この本にはそれぞれのタイプがどんな生き方をすると幸せを呼ぶか、とか
それぞれのタイプとどういうふうに付き合うか、などということが
書いてあってなかなか興味深く読むことができました。
今まで知らなかった自分のことを見直すことができた一冊です。(#^^#)
