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旅行2日目の夜。
山梨名物の「ほうとう」を食べました。
市内を走っていると、「ほうとう」のお店があちこちにあります。
このお店は美術館の近くにあり、昼間に前を通り過ぎた時、
行列ができていたのでチェックしておいたのでした。(#^^#)
 
「ほうとう」とは小麦粉で練った麺と、たくさんの野菜を
味噌仕立ての汁で煮込んだ山梨の郷土料理。
栄養価が高く、鍋ひとつで手軽にできるので
武田信玄公が陣中食として取り入れ、
それでこの料理が甲州地方に根付いたとか。
 
なぜに「ほうとう」というのか、調べてみたところ、
禅僧により中国から日本にもたらされた「饂飩(はくたく・はうたう)」が
語源なのだそうです。味噌煮込みうどんみたいなものですね。
ぐつぐつと煮立った状態で鍋ごと、テーブルまで運ばれてきました。
 
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具は山菜、ニンジン、ネギ、牛蒡、里いも、さやえんどう、など。
中でも存在感の大きかった野菜がカボチャです。
ほくほくとしたカボチャの自然な甘さが美味。
野菜のうまみが溶け込んだスープも味わい深くて。
 
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野菜の中に埋もれていて最初は見えなかった太麺。
小麦粉を練って作った平打ち麺です。
厚みもあり、もちもちとした素朴な食感で食べ応えがありました。
 
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甲州地方は昔は土地が痩せていてお米があまり育たなかったため
小麦で作れる「ほうとう」が一般食として広まったようです。
 
ところでテーブルにこんな表示がありました。
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よくお鍋の中を探してみると・・・
 
ハートマークのニンジンが出てきました! (*^▽^*)
 
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店員さんを呼んで、このニンジンを見せたところ、
「あっ、おめでとうございます~!」と言われ、
くじ引きみたいなのを持ってきてくれました。
そこで引いたクジの色によって料金を割引してくれるそうです。
クジ引きの結果は10%引きとなりました。
お正月だし、女性客には全部、サービスで入れてくれているのかな?と
思いましたが、周りの様子を見ているとそうでもないようでした。
私は普段はクジ運が全くないので、なんだか嬉しかったです♪
 
おなかもいっぱい、幸せな夜でした。
ごちそうさま。(*^▽^*)
 
 
甲州ほうとう 小作 県立美術館前店
甲府市貢川1丁目3-15
 
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