ベストセラー作品ということで読んでみました。随所にテレビでお見かけするままの阿川さんのお人柄が
表れていて、全体的に楽しく読み易い内容だったと思います^^
多岐にわたる分野の著名人とのインタビューのエピソードなど
大変興味深く読むことができました。
役に立つかなと思ったところは「相手が話しやすい聞き方」の
あたりです。「オウム返し」の使い方や「具体的に？」「たとえば？」などで話題を広げるきっかけをつくったり、「なぜ？」、「それで？」「それから？」など話を先に促すのに有効な言葉の使い方など・・。
気の合う人と話す時はこういうことを気にする必要は全然ないですが
そうでない人とも話す際に、こういう手法は応用できるかな？と思いました(#^.^#)
TVタックルを観ていて阿川さんのつっこみ方のタイミングとか絶妙だなあ～と
いつも思っていたのですが、相手が一気呵成に話している時の
「質問や発言の差し挟み方」、「話しの戻し方」など参考になりました。
あと、「なぐさめの言葉は2秒後に」というのも、なるほど・・と思ってしまいました。
アマゾンのレビューを読んでみると意見はさまざまでした。
濃い内容を期待すると外れてしまいますが、
軽いエッセイを読むようなつもりで手に取るなら楽しめる本だと思います。
