
往く年を倦み、来る年に期待を寄せるというのは
遠い昔からのことですが今年はそれを痛感しています。
本当にいろいろなことがあった年でした。
3月の大震災、台風による大きな災害が続き、
人間は自然の前ではこれほどまでに無力なものだということを
何度も思いました。
自然は私たちに豊かな恵みをもたらしてくれる一方、
それが牙をむいた時には非情な一面をもっていること、
私たちが享受している便利で高度な生活は
実はとても脆いものであったことを改めて思いました。
日本の外も混乱が続き、閉塞感に包まれ息苦しさを感じる毎日です。
記事にすることはありませんでしたが、
もし全ての事象には何らかの意味があるというのなら、
日々伝えられる天災、人災、世の中の変転は
何の意味があるのだろうか、とか、これらから私は何を学ぶべきなのだろうかと
いうことが、今年は常に頭のすみっこにありました。
いろんなことを思った一年間でした。
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さて、これからお正月の花を活けて、掃除をして
今年もまたまた遅れてしまいましたが、今頃から年賀状書きです。
写真は伊勢神宮の宇治橋からみた朝日です。
知り合いの方が撮影されたものを絵ハガキにして
プレゼントして下さいました。
今年一年間どうもありがとうございました。
2012年が皆さまにとって笑顔多き一年になりますよう
心よりお祈り申し上げます。