
平安神宮は平安遷都1100年を記念して、
明治28年に創建された神社です。
幕末の騒乱を経て、この頃の京都は荒廃が酷かったようです。
それに明治維新で首都が東京になってしまったことも
京都の人には大変ショックな出来事。
平安神宮の創建の裏には、こうした事情にあった京都の街を
復興させたいという地元の人々の熱意があったようです。
今回、初めて神苑を拝観してきました。

明治時代の代表的な日本庭園として知られており、
社殿を取り囲むように庭が作られています。
桜は既に散ってなく、初夏の杜若、花菖蒲はまだ少ししか咲いておらず、
花を観賞するにはタイミング的にちょっと悪かったかなという感じがしましたが、
この季節ならではの新緑を楽しんできました。

一面の新緑が清々しく気持ち良かったです。
泰平閣と呼ばれる橋から池の静かな水面を眺めるひとときは
平安貴族の気分でしたよ。^^