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断食(プチ断食?)についての本を3冊読みました。
食事量を減らすことによって免疫力、自然治癒力を高めて健康になり、
結果、美容効果もあるキラキラという内容です。
 
断食というとひもじい思いをする、とか修業的なものとか、
ムスリムがラマダーンの時期にやる宗教的なもの・・という印象がありましたが
日々の健康法に取り入れても良さそうな感じです。
 
3冊読んでみると著者によって内容がそれぞれ若干違うのですが
共通するのは以下の通り。
 
断食(絶食)は、途上国の人たちが経験している「飢え」とは違います。
先進国に住んでいる私たちは、特にここ数十年の食生活の欧米化で
必要所領量以上の栄養を取り続け、
これが多くの生活習慣病のもとになってしまったのでした。
この多すぎる食事量、栄養量を身体が本当に必要とするだけの
量に減らすというものなのですね。
 
日本人は江戸時代くらいまで一日二食生活が基本だったのに
いまは一日三食。これでは胃腸を休める時間がなく、
胃腸への負担も増しています。
胃腸もやっぱり休ませてあげる必要があるのです。
 
人間の体には、断食により、消化吸収することがない状態に入ると、
体内に蓄積された脂肪や自然に体にたまった毒素を排泄する作用が機能するそうです。
デトックス効果ですね。
また人間は飢えを感じた時にこそ、本来備わっている自然治癒能の力、
その他の能力が引き出されるのだそうです。
 
ブロイラーの中で育てられている鶏は毎日餌を与えられ、
1年半くらいで卵を産まなくなるそうですが、
10日間くらい食事を与えずにいると、
いったん鶏の毛が抜けおち、
その後、新たな毛が生えてきて、また卵を産むようになるそうです。
 
読んでみると、内容的にはここ数年通っている漢方医の先生から何度も教えて
もらっていることばかりでしたが、ちょっと考えることあって、私自身も
数年目にしてようやく先生の指導に従うようになり、
数か月前から朝食抜き生活をしています。
 
東洋医学の考えでは人間の身体は
午前中は排泄モード、午後は消化吸収モードになっているそうです。
食事をすることで、本来、腎臓に向かうべき血液が
消化のために胃腸に向かうので、便秘がちになり、
排泄されるべき毒素が体内に蓄積されるのだそうな。
 
あと平日限定で食事は玄米と野菜食のみ、
チョコレートなどの甘いもの、肉類を採らないようにしています。
ブログに載せているグルメ食はどれも週末の
一日だけ、私にとっては例外日のものなのです。
 
肉類、甘いものの摂取をやめて、ストレスがたまるかと思ったけど
意外とそうはならず、体調が良くなり(特に肩こりが軽減しました)、
便秘が解消され、体重も減りました。
 
いつも自身を「やや」空腹状態にしているせいか、
玄米とお味噌汁と野菜料理だけの簡素な食事がこれまでに
なかったくらい美味しく感じるようになりました。
 
甘いものを控えるようになったのはやっぱり
「白砂糖」の怖さを知ったから。
完全にやめることはないだろうけれど (やめられない?)
これからは健康のためにも少しづつ減らしていこうと思います。
 
白砂糖の害についても
また時間のある時に記事にしてみようと思います。