3月は3本。
少年メリケンサック
この作品は3月1日か2日頃に観たのですが、
内容は既に忘れてしまいました・・@@;
宮崎あおいちゃんはかわいかったです。
パンク音楽が理解できないので、
この作品の良さもいまひとつわかりませんでした。
それなりに面白かったですが。
内容は既に忘れてしまいました・・@@;
宮崎あおいちゃんはかわいかったです。
パンク音楽が理解できないので、
この作品の良さもいまひとつわかりませんでした。
それなりに面白かったですが。
ワルキューレ
邦画「おくりびと」がアカデミー外国語映画賞を受賞して
近くの映画館でも凱旋上映ということになったので
それを観にいったつもりが、窓口に到着したら、既に
チケット売り切れ。
この映画館に通って数年になるけれども、チケットが
売り切れていたのは初めてでした。
近くの映画館でも凱旋上映ということになったので
それを観にいったつもりが、窓口に到着したら、既に
チケット売り切れ。
この映画館に通って数年になるけれども、チケットが
売り切れていたのは初めてでした。
それで不本意ながら観たのがこの映画です。
数多くあった最後のヒトラー暗殺計画の映画化。
「最後」というのは、この事件の後、まもなくドイツは降伏したから。
緊張感あるストーリーで、物語自体はよかったです。
でも、最後どうなるか(計画は失敗)ということはわかっていたし
最後の場面も直視しづらいものがあったので、
どこかどよーんと暗欝な気持ちになってしまいました。
数多くあった最後のヒトラー暗殺計画の映画化。
「最後」というのは、この事件の後、まもなくドイツは降伏したから。
緊張感あるストーリーで、物語自体はよかったです。
でも、最後どうなるか(計画は失敗)ということはわかっていたし
最後の場面も直視しづらいものがあったので、
どこかどよーんと暗欝な気持ちになってしまいました。
この日はこんなに刺激のある映画は観るつもりではなかったので
ズキューン、ドカーンという射撃音、爆発音は心に痛かったー。
ズキューン、ドカーンという射撃音、爆発音は心に痛かったー。
おくりびと
わざわざスクリーンで観なくてもDVDが出ているのですが
やっぱり映画はスクリーンで。^^
やっぱり映画はスクリーンで。^^
心が温かくなるとてもいい映画でした。
少し前に祖母が亡くなり、自宅での納棺もやったばかりだったのでいろいろ思い出しました。
そういえばうちも納棺の時は年配のベテランさんと
若い人が二人でみえてました。
少し前に祖母が亡くなり、自宅での納棺もやったばかりだったのでいろいろ思い出しました。
そういえばうちも納棺の時は年配のベテランさんと
若い人が二人でみえてました。
物語のはじまり、納棺師という職業は穢れた仕事、と、
主人公も戸惑い、妻も友人も理解を示さないのだけれど、
彼自身、たくさんの人を送り出していくうちにそれまでの考え方も変わり、
誇りを持つようになってくるのです。
主人公が勤める納棺業(?)の会社の社長を
山崎努が演じているのですが、この人がすごくよかった。
彼がいなかったらあの映画は随分印象が変わっていたと思います。
主人公も戸惑い、妻も友人も理解を示さないのだけれど、
彼自身、たくさんの人を送り出していくうちにそれまでの考え方も変わり、
誇りを持つようになってくるのです。
主人公が勤める納棺業(?)の会社の社長を
山崎努が演じているのですが、この人がすごくよかった。
彼がいなかったらあの映画は随分印象が変わっていたと思います。
主人公の父親は主人公が小さい頃に
家族を捨てて出ていったんですね。
ある日、自分を捨てた父親が亡くなったという知らせを受け
遺族としてそこに立ち会うのですが、
家を出ていった後のお父さんの余生は考えていた
以上に惨めで孤独なものだったことがわかるんです。
残されたものが段ボール一箱だけの荷物しかなくて、それを見た息子は
「父親の人生なんて、いったい何の価値があったんだ」とつぶやくのです。
家族を捨てて出ていったんですね。
ある日、自分を捨てた父親が亡くなったという知らせを受け
遺族としてそこに立ち会うのですが、
家を出ていった後のお父さんの余生は考えていた
以上に惨めで孤独なものだったことがわかるんです。
残されたものが段ボール一箱だけの荷物しかなくて、それを見た息子は
「父親の人生なんて、いったい何の価値があったんだ」とつぶやくのです。
でもお父さんの人生は決してこの世で無意味なものではなかった。
主人公の奥さんのおなかには新しい生命が宿っていました。
主人公の奥さんのおなかには新しい生命が宿っていました。
父親から息子へ、息子からその妻のおなかにいる子供へ。
「いのちをつなぐ」という尊い営み、
お父さんはとても大切なもの、「いのち」を残してこの世を去ったのだと思います。
そしてお父さんが最後まで手に握り締めていたもの。
父は最期の瞬間まで息子のことを忘れなかったのでしょう。
お父さんはとても大切なもの、「いのち」を残してこの世を去ったのだと思います。
そしてお父さんが最後まで手に握り締めていたもの。
父は最期の瞬間まで息子のことを忘れなかったのでしょう。
死を扱った物語でありながら、この映画は「生」の映画でもありました。
音楽も良かったし、人情の残る山形の田舎も、移ろう四季も
とても美しかった。殺伐とした現代を反映する作品が多い中、
この映画は見ていて、ほっとして、心が温かくなって、
誰かとのつながりを再確認したくなる映画でした。
こんなやすらぎが今、世界中で求められているからこその
アカデミー賞受賞ではないのかな。
音楽も良かったし、人情の残る山形の田舎も、移ろう四季も
とても美しかった。殺伐とした現代を反映する作品が多い中、
この映画は見ていて、ほっとして、心が温かくなって、
誰かとのつながりを再確認したくなる映画でした。
こんなやすらぎが今、世界中で求められているからこその
アカデミー賞受賞ではないのかな。