749年開基ということでここも歴史あるお寺です。
石山寺も広い。

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源氏物語を書いた紫式部が滞在して物語の構想を練ったという
お寺ですが、行ってみて「石山」という名が付いているのに納得です。
硅灰石という巨大な石が至るところで目につき、
本堂もこの石の上に建てられています。
写真に見える多宝塔は源頼朝が寄進したもの。

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紅葉にはまだ数週間早かったですが、このお寺は
それぞれの建物の配置がなんともいえず、芸術的な感じがしました。
露出した巨石や山の形状とそれぞれの建物がうまく調和していて
自然の中に建物が溶けこんでいるというか。

美しく移り変わる四季おりおりの花をめでながら、
紫式部もさぞや筆が進んだことでしょう。

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本堂の内陣は平安中期のもの、
外陣の修補は淀君によるものとか。

ここ数日でぐっと冷え込んだので
木々の色づきが進んだのではないかと思います。
関西地方ではこれから12月上旬にかけて
紅葉が美しい時期です。
週末しか出かけられないけれど
この機会に一箇所でも多くきれいな場所を見ていきたいなと思います。

境内を一通り歩きまわったあとのお楽しみ。↓
結構なボリュームのぜんざいでお腹もいっぱいになりました。(笑)

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