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天龍寺は足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔い、
南北朝との争いの犠牲者を敵味方なく供養するために創建したお寺です。
世界遺産にも登録されてます。

これまで何度も焼失しているので現在の伽藍は明治のものとのことですが
広い敷地には多くの塔頭が並び立派な伽藍を持つお寺でした。

天龍寺では庭園が一番良かったです。
夢窓国師が作庭したもので曹源池庭園と呼ばれてます。
天龍寺は嵐山にあるのでこの嵐山や亀山などが借景に取り入れられ
禅の文化と日本の伝統的な文化がうまく溶け合っているような
そんな印象を受けた庭園でした。

日本庭園を本当に理解するには何度も何度も足を運ぶことが大切なのだそうです。
季節ごとに表情を変える庭園は一回や二回見ただけではその良さはなかなか
わからないものみたい。
とは言っても、そう頻繁に同じ庭園に通う機会もないものですが。
ここは是非、秋の紅葉の時期に来たかったです。

庭園をしばし眺めた後、北門から出て竹林の道へ。

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ドラマや広告でも何度か目にしたことのある竹林。
私が家の近所を散歩している途中で見かけるような竹とは全然違って
一本一本の竹が太く、まっすぐ、そして高く伸びています。
節の部分もきれいでほんとに芸術的です。

この竹林、写真を撮ろうとすると昼間でも暗いので自動的にフラッシュが出てしまいます。
でもフラッシュを使わないほうが明るく撮れますよ。
・・って通りがかりの人が教えてくれました^^
この写真はフラッシュ無しで撮ったものね。