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伊勢神宮は摂社末社を含めると125社もお宮があります。
私はしばらく前まで「伊勢神宮」というのは、
農業の神様をお祀りしている「豊受大神宮(外宮)」と
「天照大神」が祀られている「内宮」の
2つだけと思っていたのですが、↑のことを私に教えてくれたのは
当時働いていた職場の外国人上司でした。
ほんとに、自分の足元のことって何も知らないものだと
この時も実感しました。

どこに125もお宮があるのかわからないけど
例えば内宮の五十鈴川の傍らには風雨を司る神様が祀られた
風日祈宮(かざひのみのみや)というお宮があります。
雨や風は農作物に影響を与えるから、やはり大切な神様なのですね。

誰もがお参りする正宮からの帰り道から脇に逸れたところにある
荒祭宮(あらまつりのみや)は正宮と同じくらい大事なお宮だそうです。
正宮は「家内安全」とか「健康」や「平和」など安定した幸せを
お祈りするお宮であるのに対して
荒祭宮はその反対の側面、争いごとへの勝利などを祈る場合に
お参りするお宮だとかで。
例えば、訴訟とか試験とか試合とか・・?
相撲の力士さん方もこちらにお参りされるそうです。

神宮司庁の近くには安産か何かの神様もあったような気がします。
何年か前に宮司さんに一通り案内してもらったけど
もう忘れてしまいました。

2枚目の写真は内宮宇治橋から見た五十鈴川です。
何本か建てられている柱は上流からの流木などを
ひっかけるものだそうで、
柵と書いて「しがらみ」と読みます。
浮世のしがらみ、という言い回しは
ここから来ているのでしょうか。

3枚目の写真は正宮に向かうまでの砂利道で撮ったものです。
こうやって見ると伊勢神宮の庭園って広く、
この前、行ってきた後楽園みたいにすごく立派。

神宮は「気の流れ」が良い場所とよく言われてます。
わかる人は何かを感じるみたい。
確かに清流があってこれだけの木々に囲まれていれば
気持ちいいですね。