マレーシア旅行の続きです。

ジャングルでの楽しかった(?)毎日も一週間を過ぎ、
そろそろ違う場所に移動することにしました。
ホテル滞在中、中国系マレーシア人のご夫婦と知り合いました。

ご主人は会計士、奥様は地元の専門学校で
コンピューターの教師をしているとのことでした。
知的な雰囲気と南の国特有の人懐っこさも併せ持った感じの
二人でちょうど同年代ということもあり、
ホテル滞在中は一緒に山登りをしたり、
食事をしたり現地で一緒に時間を過ごすうち
すっかり意気投合して仲良くなり、
クアラルンプールでもご自宅に数日泊めてもらうことになりました。

クアラルンプールには短い期間しか滞在しませんでしたが、
私の滞在が週末と重なったため、
二人にあちこち車で連れてもらったりしました。
バスの乗り方はよくわからなかったし、
毎度のことながらアジアではタクシーにしょっちゅうぼったくられてしまう
私にはとてもありがたかったです。

地元の人が出かける食堂に連れて行ってもらい、カレーを注文したことがありました。
カレーの具を自分で選べるシステムになっていたようなので、
私は目の前にあったチキンのから揚げを指差したところ、
注文をとってくれた店員さんは、私からお金を受け取った後、
手袋もはめていない手でから揚げを「ぎゅっ」と鷲掴みにし、
ご飯の上に乗せ、その上にカレーのルーをたっぷりかけてくれました。
その同じ手で別のお客さんからお金を受け取りレジのキーを叩いて、
また素手で他の具をぎゅっ!と掴んではご飯の上に乗せていました。
これには・・・ちょっとだけカルチャーショック\(>o<;)

周りのマネをして手でカレーを食べてみました。
カレーとゴハンを手でこね回して
適量をまるめた手のひらに乗せて口に運ぶ食べ方ですが、
やってみると結構食べやすい。
ちゃんと手を洗う場所もすぐ近くにあるし。
日本だってお鮨やおにぎりを手でそのまま食べてるものね。
屋台で食べたサテーやラクサも美味しかったです。

家に泊めてもらった時に結婚式の時のアルバムを見せてもらいました。
話には聞いていたけれど、中国人ってとても豪華な結婚式をするのですね。
それに式の前に撮るアルバム用の写真では、衣装の多さにびっくりしました。
日本では花嫁さんのお色直しって3回程度だけれど、
見せてもらった写真は10回はしてるの??というくらい、
イブニングドレス姿だけでも、黄色だったり黒だったり、
青色だったり、赤だったり、ピンクだったり・・。
さすがに披露宴で10回もお色直ししていると
花嫁不在の披露宴になってしまうので、これは写真のためだけだと思いますが。

一生に一度のことだから女性にとっては
たくさんドレスを着て写真を撮ってもらうのも楽しい経験なのかもしれませんね。