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高知県には3日間滞在しました。
これまで記事に書いた場所以外にも高知県内で訪れた場所について
印象に残ったことを簡単にまとめてみます。

安芸市歴史民俗資料館
江戸時代に土佐藩家老であった五藤家に伝わる武具、生活用具
美術品などが展示されています。
地元の友人に車で連れていってもらいました。
入り口にある訪問者名簿を見ていた友人が
「あれ、同じ三重県からも来ている人がいるね」と言うので
へー、どこの人かなー、と名前を確認したら、なんと
私が小学校の頃に通っていた英語塾の先生のお名前でした。
私達より3日前にそこを訪問されていました。
世間って意外と狭いものだと思った日。


慰霊塔 (1枚目の写真)
1945年8月16日、終戦を迎えたにも拘らず
特攻を命ぜられ、この地で多くの若者の命が失われたそうです。
ここを訪れたのは8月16日、慰霊祭が行われていました。
そばにいた年配の男性が当時のことを話してくれました。

お盆前に新聞で読んだ戦争関連の記事のことが思い出されました。
戦争で家族を失った遺族の手記でした。

「赤紙一枚で召集され、白紙一枚で戻ってきた」

この言葉が何度も頭の中でリフレインしました。


高知県立歴史民俗資料館 (2枚目の写真)
山内家が土佐入りする前にこの地を治めていた長宗我部氏の
城跡に建てられているとても立派な資料館です。
織豊時代の石垣で囲われた「石の城」が主流になる前の
「土の城」の名残が残っています。
資料館に行くまでの道の両脇に群生するユリの花が強く印象に残りました。

歴史に「もし」はない、とは言うけれど、私は
「もし・・」を空想するのが結構好きだったりします。
一時は四国全土に覇を唱えたほどの長宗我部氏。
長宗我部元親と織田信長の生まれた場所が入れ替わっていたら・・・

きっと日本史はもっと大きく塗り替えられていたことでしょう。
生まれた場所、それさえも「運の強さ」のひとつかもしれませんね。


高知市立龍馬の生まれたまち記念館 (3枚目の写真)
坂本龍馬が生まれた場所のすぐ近くにある記念館。
わりと新しいのかな。
木造で木の香りが心地よかったです。