イメージ 1

ウィーンで数日を過ごした後、
少し後ろ髪を引かれる思いで次の目的地プラハへ。
プラハに国際列車に乗ったのですが、
「こんなのでいいの?」と思うほど入国審査が甘かったです。
・・っていうか「ない」? (°O°;)
車掌さんが順番に回ってきてパスポートにスタンプ押してくれただけでした。

さて無事にプラハに着いたのですが、5月だというのに
気温は軽く30度超。
前日までのウィーンではありったけの服を重ね着していても
寒かったくらいなのに。
チェコは山国だからなのか、年間の寒暖の差がかなり激しいみたいです。

プラハは中世の面影が残る街・・・というイメージが強かったのですが、
ガイドブックで勉強してみたところ、
空を刺す尖塔を持つゴシック建築よりも
中世以降(ルネッサンス様式、バロック、ロココ、アールヌーボーなど)の建築物が多かったです。
ガイドブックを見ながら
へぇ~、これがロココ様式、
これがアールヌーボー様式・・と現物を確認していく作業が楽しかったです。

「百塔の街」と呼ばれるだけあって塔が多かった。
それぞれの時代の建物が美しく調和していて、
通りを歩いていても建物に見惚れてしまい、
時間を忘れて街角で佇んでしまう・・・という場面が何度もありました。

チェコはその歴史において何度も大国から侵略を受けながらも、
それでもこの美しい街並みを守り抜いてきたのですね。