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先週の日曜日は、鳥羽まで出かけてきました。
前日の夜は以前勤めていた職場の人達との飲み会がありました。
私は余りお酒が飲めないくせに、
酒豪達に囲まれて一緒になって
ビールやら焼酎やら飲んでしまったので
この日はやや二日酔い気味(T.T)

でも久々の青空を見たら家でおとなしくしていられず
鳥羽までドライブに出かけてしまいました。
この日は友人と鳥羽湾に浮かぶ島のひとつ、
答志島に行こう!、ということになりました。
ここは戦国時代の九鬼水軍ゆかりの地でもあり、
7世紀くらいの古墳もあったり、温泉も出るし、
地味だけれど見所は結構あるところです。
何より離島独特の、のんびりとした雰囲気が好きです。

船が出るまで一時間ほどあったので
乗船所近くにある海女さんが採ってきた
サザエや貝などを食べられるお店で軽く食事してきました。
お店のおばさんは現役の海女さんでした。
そういえば演歌歌手の鳥羽一郎と山川豊兄弟のお母さんも
元海女さんだそうですが、そのおばさんは
若い頃、鳥羽&山川兄弟のお母さんから漁を教わったと
言ってました。
焼いたウニも美味しかったです。

答志島までは船で30分くらい。
海の色は夏の近づきと共に
一層の輝きを増していました。

島に着いてぶらぶらとあちこち歩いてみました。
細い道を挟んで家と家がかなり接近して建ってます。
おじいさんやおばあさんが集まって世間話をしていたり、
小さい子供達が海辺近くで遊んでいたりしました。
原付に子供を2人くらい乗せて走っている人も結構見かけたけど
みんなノーヘルでした。
時間の流れがとてもゆったりしていて、
こんな場所に住んだら、自分の生活が随分変わるだろうなあと
思いました。

小高い丘の上にある九鬼義隆の首塚にも行きました。
鶯の鳴き声が近くに聞こえてきたり、
頭のすぐ上を鳶が飛んでいきました。
九鬼水軍は戦国時代、結構強かったのだけど、
関ヶ原の戦で西軍に味方して敗れたので
水軍の将だった九鬼義隆はこの島の和具というところで
自刃したそうです。
その後、伏見城にいる家康の実検に供されるため
首を切られたそうな。
かわいそ。(T.T)
その後、持ち帰られた首は今の首塚に埋められたそうです。
少し離れたところには胴塚もありました。

この丘から眺めた鳥羽の海と山々は
薄紙を何枚も重ねたような
絵のような美しさでした。
夕暮れと共に少しずつオレンジがかってくる
風景をぼーっと眺めてました。