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季節外れの風邪をひいてしまい、
先週半ばにまる一日寝込んでいる日がありました。
もう熱は下がったのですが、
咳が止まらず、声もガラガラです(T.T)

昨日はクラッシックを聴きに名古屋まで行ってきました。
スメタナの連作交響詩「わが祖国」の全曲演奏でした。
第二番の「ヴルダヴァ(モルダウ)」はわりと
頻繁に演奏してくれるけど
全曲演奏を生で聴くのは今回が初めてでした。

スメタナさんはチェコの人ですが、この作品の演奏からは
長い歴史の中で大国に翻弄され続けた祖国への強い思いが
濃厚に伝わってくるような感じでした。

私もちょうど一年前にプラハに旅行し、この
交響詩の中で演奏されている風景を目にしてきました。
演奏を聴いていると
プラハの中世の頃の美しい建物や、街を貫いて流れるヴルダヴァ河の
滔々とした流れなどが鮮やかに脳裏に蘇ってくるようでした。

でも、途中で咳が出そうになって
それを我慢するのがとても苦しかったです。
こんな時にゴホゴホしてはいけないと思って
必死に我慢していたら、余計に苦しくなってきて
涙が出そうでした。

演奏が低音でドドーンときた時を狙って
ハンカチを口に当てて小さく咳をしていました。
コンサートホールって、お客さんがたてるちょっとした
音でも非常に耳障りに響くことがあるから
周りに迷惑になっていないかすごく心配でした。
ただすぐお隣だけは空席だったので幸いでしたが。

全曲を通して重厚でスケールが大きくて
迫力のある演奏ですごく良かったです。
でも演奏者にとってもかなり体力を消耗させる曲なのかもしれませんね。
いつもサービス精神旺盛な指揮者の小林研一郎さんも
本日はしんどいのでアンコールなし、と言ってました。
気のせいか昨日は男性のお客さんが多かったみたいです。
休憩時間のトイレの列も男性用のほうが長かった。

今日の三重県は五月晴れのとても良いお天気でしたが
私は体調がいまいちなので家でのんびり過ごしました。
午後にタイマッサージに行ってきました。
ここのお店の人はとても腕はいいのに
余り商売っ気がなくて
1時間のマッサージをお願いしても、
いつも2時間近くしてくれて
料金は1時間分しかチャージしないので
つい毎週のように通ってます。(^^;)

写真は一年前に訪れたプラハの街