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先日のブログにも書きましたが、
オーストラリアから帰省してきている友人に会いに
ゴールデンウイークは和歌山の那智勝浦まで
行ってきました。
私の家から距離にして約170キロ。

三重県も南の方に行くと
「熊野」とか「尾鷲」とか猛々しい感じの地名が多くなってきます。
風景の輪郭もごつごつしていて、雄大です。
そんなに離れている訳ではないのに
少し移動するだけでこんなに雰囲気が変わるんですね。

見慣れている伊勢志摩はどちらかというと山も海も
緩やかなカーブを描いているような優しいイメージかな。

運転しながら、移り行く風景を眺めるのが楽しかったです。
途中、景色のいいところで車を停めて写真を撮ったり、
道の駅で何か食べたり、買い物しながら
呑気に移動していたので、友人の家に着いたのは
すっかり夕方になっていました。

今回は海外生活10年以上の彼女に・・と奮発して
松阪牛をお土産に持っていきました。
で、夜は皆でスキヤキを作りました。

日本ではオージービーフとして知られていますが
オーストラリアにも牛肉はいくらでもあります。
日本と比べてもとても安いです。

でもあちらでは値段が安いこともあって
牛肉などのお肉は「塊」で売っていることが多いのです。
ステーキで食べるならともかく、
お肉がふんだんにありながらしゃぶしゃぶや肉じゃがで使いたい
薄切り肉というのが現地ではなかなか手に入りません。

私もオーストラリア在住時はそうしていたのですが
肉じゃがなどを作りたい時は
まず肉の塊をブッチャー(肉屋)で買ってきて冷凍するんです。
半冷凍(半解凍)状態になったお肉を包丁で
薄くスライスしてやっとこさで薄切り牛肉を用意できる・・という
面倒臭い過程を経なければいけませんでした。

友人も子供達もお土産の松阪肉をとても喜んでくれて
鍋からおだけはあっという間に消えてしまいました。(笑)

その後、子供達を連れて近くの温泉に行きました。
和歌山の那智勝浦の周辺は温泉がたくさんあるのですね。
友人が連れていってくれたのは
山奥のちょっとわかり辛い場所にある温泉でした。
途中、道路脇に野生の鹿とか出てきました。
静かな場所でお湯の温度が比較的低いので
結構長くお湯に浸かっていられました。

驚いたのは洗い場の蛇口の詮が無いのです。
お湯が蛇口からじゃんじゃん流しっぱなしになっていました。
湯船の湯も絶えず新しいお湯が流れ込んできてました。
その温泉のお湯は飲めるらしくて
蛇口からお湯をちょっと掬って飲んでみました。
少し甘いような、不思議な味が。
うこんなの初体験でした。
ぬるめのお湯だったにも関わらず、お風呂から
あがったあとは身体もぽかぽかして気持ち良かったです。

温泉に入るのは久しぶりだったけど
やっぱり日本に生まれてよかったーと、思った日でした。