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もう一週間前になりますが、
岐阜県の本巣にある淡墨桜を見に行ってきました。
淡墨桜は蕾の時はピンク色、
満開時には白色、
散り際には淡い墨色を帯びることから
こう呼ばれているそうです。

この日は先に愛知県犬山にある有楽苑の
国宝お茶室の特別公開を見に行っていたので
午後遅くの出発になってしまいました。

岐阜の山道を車で走っていく途中の景色が大変印象的でした。
薄暮の中の山々のシルエットが浮かび上がり、
小雨が降っていたせいか、霧がたちこめ
静かな風景はまるで墨絵を眺めているようでした。
やっぱり人間が創るものよりも
自然が創ったもののほうが遥かに感動が大きい、
これはいつも思うことです。

現地に着いた時にはもう既に日は暮れて
人もまばらで、とても静かでした。
この桜は樹齢1500年なのだとか。
多くの支柱に支えられながら、満開の花を咲かせるその姿には
気迫さえ感じるほどでした。

翌日の新聞で知ったのですが、
ちょうど私達が訪れた日が、満開の日だったそうです。
それも今年は一年おきに訪れる
「当たり年」なのですって。
昼間だったら大混雑でとても余韻に浸って桜を眺めることなんて
できなかったでしょう。

この日も思いつきで
ふと出かけてみた場所でしたが、
とっても良かった。
今年は桜をいっぱい見ました(^o^)