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季節が冬に逆戻りしたかのような寒い一日でした。
どうせ来週になったら散ってしまうのだから
今週いっぱいは桜ネタで行きます。

最初の三枚の写真は三重県玉城町の田丸城跡です。
先週末のお花見第一弾はここでした。
田丸城は結構歴史が古く、その始まりは南北朝時代にまで遡るそうです。

現在の城郭は織田信長の次男、織田信雄が築城した平山城ですが
天守閣自体は明治維新の時に取り壊されてしまい、
江戸中期の長屋門だけが残っています。

田丸城の石垣は表面がごつごつしていて、
いかにも時代の古さを感じさせるものでした。
これは「野面積み」という自然石を積み上げていく様式だそうで、
室町末期~桃山時代にこうした様式の石垣が多かったようです。
石の表面が整えられて洗練されていくのは江戸期以降なのですね。

田舎の鄙びた城跡という雰囲気だったけど
素朴さが感じられるいい場所でした。

この日は中国から飛んできた黄砂のため
空は薄ぼんやりと霞んでいました。
太陽が直視できるくらいでした。
小学生の時に黒い下敷を通して太陽を見たのを思い出しちゃった。

私は別にお城マニアではないのだけれど
最近、お城を訪れる機会が多いです。
歴史探訪するのって結構楽しい。

その後で出掛けたのが宮川堤。(4枚目の写真)
宮川堤は「日本の桜名所100選」のひとつに数えられている場所です。
その昔は橋が架けられていなかったので
お伊勢参りの時はこの川を舟で渡っていたとか。
川沿いの堤には千本もの桜がぎっしりと植えられていて
桜の花に埋もれる感覚を味わえます。
・・と言っても、これは先週末の話で
今日はもう葉桜ということですが。