先週、じじのお葬式でした
救急車で運ばれる
前の日まで元気だったのに
入院してからガンが見つかり
二週間で亡くなってしまった
ばーちゃんの法事以来
約5年ぶりに登った山寺は
何も変わってない
五年前は頑張って登った母
今回は断念
私も妹達もきつかった。。。
でも爽やかな秋晴れで
涼しい風が吹いてた
亡くなった翌日、通夜も未だのうち
主のいなくなったばーちゃんちへ
生活感そのまま
いつも家にいたから居ないのが不思議
ばーちゃん生きてる頃から
かなりのゴミ屋敷
片付けに行っても、じじは
それは要る、それは捨てないと
ほとんど捨てさせてくれなかった
山ほどの書類、物
何がどこにあるかわからない
とりあえずいつもじじが座る椅子の
横の棚からリモコンがこんなに
探し物はなんとか見つかり
ついでに通帳も探したけど無い
なのになんでじじとばーちゃんの
結婚式の写真は
すぐ見られるとこにあるのかな
ばーちゃんが大好きだったじじ
昔勉強してたノートもあった
じじは無口でいつも静かだったけど
電気の話になると長くて
子供心に少し退屈しつつ聞いてたっけ
どちらもお棺へ入れてあげた
じじー来たよ、と何度も耳元で
声をかけた
母はベッドの向かいで、来たよ！と
声をかけつつ手をさすっていたら
気づいたようで、手にぐっと力が入り
起き上がりたいような動きをしてた
気づいてくれたみたい
面会は15分位と言われてたので
また明日来ようと帰ったが
それが最期だった
「お姉ちゃんか？」「来たがー」
って聞きたかったな
仙山線からみえるばーちゃんち
羽前千歳で一人遊んだ帰り道
玄関が閉まってたので
この暑いのに大丈夫かな？と
母に聞いたら
デイサービス行ってる時間だったらしい
あの時、電車降りて待ってて
顔出してたら喜んでたかなあ。。。
じじが一時期はまってたデジカメの
データを相棒がPCに入れてくれた
じじが見た、何気ないばーちゃんや
私達や母が遊びに行った時の
若い頃の姿、昔の相棒の車
ばーちゃんとお出かけした時の景色
庭に牡丹咲いてたね、忘れてたな
失われたものが詰まってた
ばーちゃんの仏壇の写真が最後
ここ3年はコロナのせいもあり
ほとんど会いに行けてなくてごめんね
お葬式の前にさっさとコタツや
座椅子をすぐに片付けてごめんね
お葬式まで5日かかり
ばーちゃんとこに早くいけなくてごめんね
すぐ帰ってくるつもりだったろうに
お骨も家に帰らず
仙台に連れてきてごめんね
これからじじの家、片付けるよ
色々捨てたくないのにごめんね。。。
手を合わせれば
謝りたくなることばかり。。。
でもずっと可愛いがってくれて
ありがとうじじ