みんなへつうしん    3月8日(月)

 

先週から,体育は

「ベースボール」

の単元に入りました。

 

 

仮チームを作って,

全部のチームと対戦してみる,

という練習期間です。

 

ベースボールをたのしむ基本は,

思った方向にボールを

「投げられること」と,

飛んできたボールが

「とれること」

それに

「バッティング」

です。

 

この3つの基本ができていないと,

まるで楽しむことができません。


さっそく練習してみると,

キャッチボールは

意外と上手にできいていました。

 

これは,2学期にも陸上の単元で

「ソフトボール投げ」の練習

をしていたので,

その時のコツが,体の中に

できあがっていたのだと思います。


「繰り返し練習したこと」

というのは,

体が覚えているものです。

自転車に乗れるようになるまでには,

かなり時間がかかりますが,

一度乗れるようになったら,

ずっと乗っていない期間があっても,

すぐに乗り始められます。

 

「その乗り方をまるで忘れてしまって,

 またできない状態から

 始めなければならない」

…ということはありません。

 

このように,体育の時間でも,

上手にできなくてもいいから,

とにかくやっていると,

いつの間にか,

できるようになっていきます。

 

「どうせ苦手だからできない」

という自分の思い込みが,

一番自分をできなくさせている原因です。

 

金曜日は,練習時間に

ぼくもピンクチームに入って,

フライキャッチの練習に

付き合いましたが,

やればやるほど,みんなが

上手になっていくのがわかりました。

 

ゲームのときにも,

打球を落ち着いて捕って,

ファーストに送って,

ランナーをアウトにして

喜んでいたのをみて,

ぼくもとっても

嬉しい気分になりました。

 

成長が見られるというのは,

自分はもちろん

仲間にとってもいいものです。

 

なんでも,苦手と思い込まずに,

もしかしたら,できるようになるのかも,

もしかしたら,楽しいのかも

…と思ってやってみる。

そういう積み重ねの先に,

豊かな自分の可能性が

広がっているのです。

 

いまから,ここから

「どうせ自分なんて…」

と思うの禁止です(笑)

 

***

 

さらに難しいのは

「バッティング」でしたね。

 

「ものを投げる」機会というのは,

生活の中でもたびたび出てきますが,

「飛んでくるものを打ち返す」

などという機会は,

なかなかありませんよね?

 

つまり,これに関しては

圧倒的に練習不足なのです。

 

小さい頃から,親と一緒に

キャッチボールをしたり,

バットでボールを

打ち返す練習をしてきた子とでは,

雲泥の差があります。


だけど,

よーくボールを見て,

バットに当たる瞬間まで

見られるようになってくると,

ちゃんと打てるようになります。

 

たった3時間の

授業での練習ですが,

ぜんぜんバットに

当たらなかった子たちも,

上手に打てるように

なってきましたね。

 


今週からは,

ちゃんとしたチームを決めて,

練習したり,ゲームを楽しんだり

していきましょう!

 

 

 

卒業まで…

今日はあっさりわかりやすいデザイン

Asahiくんの作品!…そう,

わかりやすいってことは大切です(笑)