みんなへつうしん 11月25日(水)

 

昨日は,ビックカメラと太陽誘電の

女子ソフトボールチームが,

ボランティアで来てくれて,

「ボールの投げ方指導教室」

をしてくれました。

 

 

世界を舞台に戦っている

選手たちなので,

どこか自信に満ちた

オーラがありましたね。

 

教え方もひとりひとりに合った

アドバイスしてくれていて,

短い時間でも

上達しているのがわかりました。

 

ボールに力がかからないと

遠くへは飛ばせないんだけど,

飛ばせない子は

それがブレているんだよね。

 

「もっとボールが飛ぶ方向を見てごらん」

とか

「投げた後に前に歩いちゃう感じで

 足を出してごらん」

とか

「投げると同時に,

  投げてない方の手をたたんでごらん」

などというアドバイスは,

その子に合わせて

そのブレを修正するものです。

 

アドバイス通りに体を動かせた子は,

やっぱり上手になっていました。

 

そういう指導ができるのは,

日頃から考えて体を動かしている

証拠なんだよね。

 

スポーツも,頭を使うから

上達が早いというわけです。


だけど,そんなコーチや選手たちが

「ずいぶん上手な子が多いですね」

と言ってくれたのは,

ぼくとしても嬉しかったな。

 

だって,みんなには

ぼくが授業でちゃんと投げ方を教えて,

練習もしているんだもんね。

 

つまり,そんな簡単に

どーんと距離が伸びたら,

教師は何やってんだ

ってことになるじゃん(笑)

 

だから,サンプルで投げてくれて

ちょっとだけ距離が伸びた

RionくんとKoujirouくんは,

ぼくの中では「よしよし,よくやった」

という結果だったのです。

かわいい教え子だぞ(笑)


6年生から選手への質問は,

進路に関することでした。

 

Kensinくんの

「いつからプロをめざしたのか」

という質問と,

 

Yuumaくんの

「太陽誘電チームに入ったのはなぜか。

 どんな仕事をしているのか」

という2つ。


世界で活躍するような選手は,

小さいうちから

プロをめざしているのかというと,

そうじゃないんだね。

 

山口選手は,

「高校の時に声をかけられて,

  プロという道を意識した」

って言ってました。

 

それまでは,きっと

ただソフトボールをやることに

夢中だったんじゃないかな。

 

それを職業にしようなんて

ぜんぜん思わずに,

好きだからとか,

やりたいから続けていたのです。

 

きっと,それがいいのだと思います。

 

瀬戸口選手も,

太陽誘電に入った理由を,

同じように答えていました。

 

そして,練習だけじゃなくて,

「会社のパソコン業務などの

 事務作業もやっている」

というお話もしてくれましたね。

 

スポーツだけじゃなくて,

いろいろやっていることが

役に立つのでしょう。


プレゼントもたくさんもらったので

今日配りますね。

オリンピックでも

選手たちを応援したくなったね。