みんなへつうしん 11月17日(火)

 

 

今日は,両手に花の人の

誕生日です。おめでとう!

野球で鍛えているHirotoくん,

ボール投げはゆうに45m越えの

肩の強さを見せ,

ドッジボールでも

いい玉を投げる活躍で

一目置かれる存在です。

 

最近のビックリは,

持久走の試走でAoiくんを

抜いて1位だったこと。

本番はどうなるか

わかりませんが,

自分でも,持久力が

ついてきていたことに

驚いているようでした。

 

でも実は,意外と努力家で,

休み時間には

自分のペースでしっかり

走っているし,きっと,

学校外でもトレーニング

しているんだと思います。

 

一時期は「アイサイト問題」や

「フード引っ張り問題」などで,

クラスの人たちからの

苦情が増えたこともありましたが,

最近はあまり聞かなくなったなぁ。

 

この辺りは,友達との

「距離感」の問題なので,

ひとつお兄さんになったのだから,

コントロールできるようになると

いいなぁと思っています(笑)


今月は,持久走月間ということで,

休み時間には校庭を走ったり,

体育でも「ペース走」を意識して,

持久走大会と同じ距離を

走ったりしています。

 

みんな「辛くない走り」のコツは

つかめてきたかな。

Long slow distance

(ロング・スロー・ディスタンス)

といってね。

長い距離をゆっくり走ることが,

体にいいんだよ。

最初はゆっくり走って,

体が走るリズムに慣れてきたなぁ

と思ったら,徐々に

ペースをあげていくといいと思います。

 

もしかしたら,人生も同じで

あんまり成果をあせりすぎずに

今できることをゆっくり積み重ねていく

Long slow distance

が,大切なのかもしれません。

 


ただ,勝つためのレースをするなら,

苦しい走りも必要です。

最初はある程度スピードを出さないと,

後から逆転するのはむずかしいです。

ただ,スピードを出しすぎて,

苦しくなりすぎてしまうと,

長く走れなくなってしまうこともあります。

 

「苦しくなりすぎずに,

  どれだけスタートから早く走れるか」

 

これを練習でつかんで,

自分の走りをコントロールできた人が

優勝を手にするでしょう。

明日の試走がコースを走る

最後の練習チャンスなので,

意識して試してみなければ

もったいないですよ。


実はぼくも,

走るのが好きな友達に誘われて,

週末の21日から始まる

「オンライン富士マラソン」というのに

エントリーしてしまいました(^_^;)

 

密を避けるため,

実際のコースにいかなくても,

同じ時期に,

同じ長さのコースを走ると,

記録賞がもらえるというものです。

 

どうやって計るのかな,

と思ったら,

スマホに「TATTA(タッタ)」という

アプリを入れておくと,

GPSで確認しながら,

ちゃんと走った長さと

タイムを記録してくれるのです。

 

これがなかなか優れもので,

ぼくも休み時間に

校庭を走っているんだけど,

どのくらいの長さを

何分で走ったのか,

記録してくれているのです。

 

 

毎日,どのくらい走ったのかが

記録されていくので,

自動的に持久走カードを

ぬってくれるようなもので,

思わずやりがいを感じて,

ついつい走ってしまいます。


子どもたち全員に

タブレットパソコンもいいのだけれど,

健康な体づくりをめざすなら,

こういう簡単なアプリだけでいいから,

みんなに配ってくれたらいいのにね。

 

自分で使っていて,

コツコツ走るように

なるかもしれないなぁ,

なんて思いました。


昨日の「ペース走」でも,

友達に記録してもらった

自分のタイムを見ながら,

「前回の記録より○秒も早くなりました!」

とか

「あんまり記録は変わらなかったけど,

前より苦しくなくなったよ」

とか

「ビックリするくらい同じペースで走れてた!」

なんていう声が聞こえてきて,

嬉しかったです。