みんなへつうしん  5月29日(金)

 

今朝は,

先週の図工課題「惑星ごま」の

感想が届いているので紹介します!

 



・HMさん⑤
回ると,宇宙の中に地球が

あるように見えて,

とても不思議でした。

黒いところには,月や星があるように見え,

青いところには,白と緑があることで,

山と雲があり,地球のようになっていて,

とてもおもしろかったです。

少しの材料で,

とってもおもしろいこまができて,

たのしかったです。

キャップはたくさんあるので,

他の惑星も色々作ってみたいと思います。

 

・AYさん⑤
惑星ごまを作るのは,
とてもかんたんでした。

むずかしそうだな,と思っていたので,

かんたんでよかったです!

色もきれいにぬれました!!

シールの貼った感じは,上から見ると,

青の部分は『ザ☆地球』という感じでした。

黒の部分の黄色は星みたいでした!!

あそんでみたら,とってもたのしかったです。

手のひらサイズなので,でかける時とか,

ひまな時にあそべるので,

とてもちょうどいいと思います!

つくってよかった~(*^_^*)

 

・TNさん④
最初の時は,作るの大変そうだなぁ

と思いましたが,意外と簡単だったので,

とてもびっくりしました!

まだシールを貼っていないときに,

惑星ごまを回してみると,

とても,しーんとしている?というか,

全面青で,まだ草も生えてない

ように見えました。

シールをつけたことによって,

少し歩けば,そこは,みどりで満ちた惑星

だったりして…(?)

 

・MMくん④
地球を作ってみました。

惑星ごまのいいところは,

回して楽しむことだけでなく,

見て楽しむことも出来るのでいいと思う。

また,作り方さえわかれば,

すぐに作れるので,

教えてあげれば,一年生でも作れると思う。

後,シールで色をつけるので,

アレンジも簡単でいいと思う。

 

・IHくん⑤
まず地球を作った。うまくできた。

へたくそになったところもあった。

でも,地球にちょっとにてた。

次に土星も作った。

土星の方がうまく作れた。

すごく楽しかった。

 

・KRさん⑤
惑星ゴごまのシールを,

みどりだけしかもっていかなくて

色がなかったので,

マスキングテープを

切ったりしてやりました。

まわしたら,真ん中の地球が

立体になって丸くなってて,

本物の地球みたいでした。

 

・TIくん④
この惑星ゴマを作るときに

一番大変だったことは,

黒をぬるときでした。

なんでかというと,

手にたくさん色がついたりして,

なかなかぬれなかったからです。

一番楽しかったことは,

テープでキャップをはったときです。

 

・NYくん④
地球を作りました。

青と黒をぬるのが,

思ったよりむずかしかったです。

回してみると,本当に地球みたいで,

おもしろかったです。

できばえはそこそこでした。

 

・IRさん⑤
私は,この惑星ごまを作り,

たのしかったことがいっぱいありました。

その中のいくつかを発表します。

一つ目は,大きい油性のペンがなくて,

ちまちまとやりました。

なので,少し時間がかかりましたが,

達成感があって,うれしかったです。

二つ目は,回すときです。

まず,はじくのに力がいるので,

ずっとびしびしやってた結果,

指がむくみました。

でもちゃんときれいに回せたので,

動画にもとりました。

やりがいのある楽しい

エコな図工でした。

他の惑星にも挑戦したいです。

 

・SAくん④
惑星ごまを作っている時に,

黒いペンが切れてしまったけれども,

きれいに仕上がりました。

シールの黄色があったので,

貼って回したら,キレイでした。

やっぱり机の上が一番よく回りました。

いろいろな遊び方ができたので,

惑星ごまはよかったです。

またちがうシールをはって,

作ってみたいです。

 

・SKくん④
セロテープをはりすぎて,

回すのがすごくむずかしくなりました。

 

・YKさん⑤
小さい地球ができて面白かった。

 

***


たくさんのステキな感想をありがとう!

 

ぼくにとって,

この「惑星ごま」のものづくりは,

とても思い入れのあるものです。


もともとのアイデアは,

宇敷輝男さん(群馬・小学校)の

「地球と月といちばん星ゴマ」という

手書きの資料で初めて知りました。

 

※その資料では,もともとの発案者は

  「茨城の田崎さん」と記してあります。

 

はじめて見たときは,

フィルムケースを2つ繋ぎ合わせて

作られていて,

でも,回してみたら

本当に地球が浮かび上がり,

非常に感動したことを覚えています。

 

当時は,「フィルムケースで作る地球ゴマ」

という名前で紹介されていたのです。


しかし,十数年前は

手軽に手に入れることができるくらい

大量にあったフィルムケースですが,

デジカメがカメラの主流になった現在では,

非常に入手困難です。

みんなで作る授業がしたくても,

フィルムケースがなくては話になりません。


ぼくは,この資料でヒントを得てから,

「身近に手に入るもので,

  このコマが作れないものか」

と考えてきました。


「かん電池」から始まり,

「コインケース」

「ペットボトル」

「空き缶」

「スティックのり」…

100円ショップに行って,

それらしいプラケースを買ってきては試し,

その数20種類は超えましたが,

「これだ!」というものには

巡り会えませんでした。

 

でも,

「この感動は多くの人に伝えたい」

と思った僕は,

フィルムケースを大量に購入して,

それで授業をしようかと

考えていたほどです。

 

※ちなみに,この中では,

  スティックのりが一番回転します(笑)

 

しかし,それは現実的には不可能で,

ぼくは一時,みんなで授業をすることは

あきらめました。

 

けれども,

「これをいつか授業でやって,

  みんなとこの感動を共有したい!」

という想いは消えることなく,

炭火のように胸に残っていました。

 

そんなことを考えて,

半年くらい経ったある日,

素晴らしい「きっかけ」に巡り会います。

 

ペットボトルキャップで作る

「エコま」というコマを手にしたのです。

それは,

「ペットボトルキャップに串をさし,

 コマにする」というものづくりでした。

 

これを何気なく回してみたところ,

回った後の横に倒れた時の回転をみて,

「これは!?」と思ったのです。


ペットボトルキャップで作ってみたらどうか


と思いついた瞬間でした。

すぐに試作して回してみると,

素晴らしい回転を

してくれるではありませんか!


「これは大発明だ!」と思いました。

ペットボトルキャップは,

現在ではとても身近な物ですし,

再利用ということに関しては,

フィルムケースの跡継ぎにピッタリです。

 

ペットボトルキャップなら,

いまや世界中,どこにでもあります。

海外に行ったときでも,

現地で作成すれば,

異国の人もきっと感動してくれて,

友達になれるかもしれません(笑)

 

発明というのは,

「ずっと研究し続けた成果として,

 ようやく実になる」というような

イメージがありますが,実は,違います。

 

大切なのは

「おもしろいなぁ」と感動する気持ちと

それへの「こだわり」です。

 

ずっと実にならないような研究を

続けるなんてことはできません。

 

けれど,

「これ,おもしろいなぁ。

  ピッタリの材料があればいいのに」

という着想とこだわりがあったら違います。

ペットボトルのコマが倒れて横回転したときに

「これは!」と気づくことができるのです。

 

それがなければ,

ペットボトルキャップに串をさしたコマに,

それ以上の楽しみ方の発見は

できなかったはずです。

 

今回のみんなの感想にも,

ぼくはとても学ばせてもらいました。

うまくいったことも,

うまくいかなかったことも,

ぼくにとっては貴重な情報です。

 

でも,回したときの感動は,

みんなに味わってもらえて,

とっても嬉しかったな😄


途中あきらめて,研究の熱が下がっても,

こだわり続けていたからこそ,

こういう瞬間に出会えることができます。

 

今回は,特に,KRさんの

「マスキングテープでやってみました」

に,そそられますねー😆✨

これはぼくも試してみようと思いました。


この「ペットボトルの惑星ごま」は,

まだまだ発明されたばかりです。

研究している人が少ない分野では,


「自分の発明が世界初」


ということがあります。


「こういう作り方で,

    こんな惑星が作れましたよ?」


は,大発明の可能性があるのです。


いいのができたら,ぜひ持ってきて

見せてくださいね!

 

***

 

では,昨日の実験の結果です!

 



 

そして,今日の問題はこちら↓↓↓

 



問題3

5分間,外で鬼ごっこをしたら,

額の熱はどうなるでしょう?

 

ア 高くなる

イ 変わらない

ウ 低くなる

 

結果はまた明日!