みんなへつうしん  4月24日(金)

 

昨日,群馬県知事の会見で,

「県立学校の休校を5月末まで延長します」という話がありました。

ということは,よっぽどのことがない限り,

県内の小・中学校の休校も,「5月末までの延長」を覚悟しなければなりません。

医療現場のことを考えると,これはしかたのないことだし,

早めに「5月末まで」と判断してくれたので,こちらもそのつもりで動けます。

みんなの中には「やったね!」と喜んでいる人がいるかも(笑)。

そういう子は,意外と生き方上手ですし,「えー,はやく学校でみんなと遊びたい!」とか

「早く先生の授業が受けたい!」と思ってくれる子がいたら,それはありがたいです。

どっちに転んでもシメタはあるんだけど,休校が決まってしまったら,

それはなかなか変えられないので,その中のシメタを探していきましょう。

 

でも「これっていつまで続くの?」と思っている人もいると思うので,

今日はこのコロナウイルスの〈しゅうそく〉についてのお話を書きます。
〈しゅうそく〉には2つの言葉があって,漢字で書くと〈終息〉と〈収束〉です。

意味がちょっと違うのですが,それを学ぶとコロナ問題の終わりも見えてくるでしょう。

 

その説明をするまえに,ちょっと質問。

学校の休校が終わって,「授業を再開します」となるのは,

どのようなことが起こったときだと思いますか?

 

ア 感染者が減り始めたら
イ コロナウイルスに効く薬が開発されたら
ウ コロナウイルスを防ぐワクチンが開発されたら
エ 病院の機能が回復したら
オ その他(                 )


●〈終息〉と〈収束〉
まず,「終息」というのは,まあ「流行は終わりで安心していい」という意味です。

もちろん「完全」ということはあり得ないでしょうけど,

これは感染の恐れがほとんどなくなった状態ということで,

まったく普通に社会生活が流れて行く状況です。

それには長い時間がかかると言われていて,

「1年なんかでは無理」という意見もあります。

スペインインフルエンザのように次の波みたいなものもあるかもしれませんし,

短期に終わる問題ではないのです。

「えー!そんなに長い間,ずっと学校が休校なの?」というと,そんなことはありません。

社会だって,そこまで何にもしないで持ちこたえられるほど,日本はお金持ちではないのです。

つまり,めざすのは〈収束〉の方,ということになります。


〈収束〉というのは,「ひとまずおさまってきた」という状態です。

そして,〈収束〉であれば,やり方によってかなり短期間で実現できると思います。

今回の一番の問題は,病院がパンクしてしまうことなのです。

「世の中から病院がなくなってしまったら…」と考えてみてください。

コロナだけでなく,ケガをしたり病気になったらすぐに死んでしまいます。

普通に生活していて,コロナウイルスに感染した人が爆発的に増えてしまうと,

そういう世界になってしまうのです。

(海外ではそうなってしまっている国があって,たくさんの人が亡くなっています)。

日本ではいま,人に会わないことで,それをなんとか食い止めているわけです。

 

新型コロナでも,患者がだんだんと減ってきて,

「このくらいの患者数なら,病院でも対応できますよ」となれば収束です。

だんだんと社会生活を再開させることができます。

もちろん,学校の授業も再開することができるでしょう。

ですから,ワクチンや集団感染がなくても〈収束〉はします。

 

「この先どうなるのかわからない…」と思うと不安になりますが,

「こうなるんじゃないかな?」と予想できるようになると,

自分で考えて生活できるので安心していられます。

新しいことが起こるわけですから,もちろん予想したことが間違うこともあるけれど,

それでも,「その予想はあっているのかな?間違っているのかな?」

と考えられるようになると,困難な時代であっても,

たのしく生きていくことができるようになると思っています。