え~、養老渓谷は秋から初冬の紅葉シーズンが特にいいらしいっすね。
ローディーたちのグループがたくさん集まって賑わうとか。

この日は大多喜街道でロードバイクを数台見かけただけ。
あとは女ヶ倉(あまがくら)ですれ違った通勤仕様のクロスバイクが1台のみ。

・・夏休みは輪行とか泊まりでもっと遠方で楽しんでいるのかな・・。

ポタリング大好き-大多喜街道
大多喜街道。 ←間違えた。清澄養老ラインでした。

今回のサイクリングはテスト走行のつもりで、最初は養老渓谷も予定に入ってなかった。
とりあえず高滝湖まで行って様子を見たかったのだ。

稲毛海岸を出発したのは午前10時。
高滝湖到着は12時ちょっと前。
だいぶ時間がかかっている。

帰りが心配で、なるべくゆっくり・・25km/hを超えないように・・走った。
出せるところでもスピードを抑えた。

※F48T-R13T でケイデンス70以下で走るのが好きなんだけど、F48T-R15T か、F48T-R18T で、例の1時-3時の1/6だけ力を伝える疲れない漕ぎ方に徹した。
さらに、下り坂ではペダルを回さない。
登りは無理をせずに、ノロノロでも軽いギアにした。

遅い~!! ・・でもガマン。

そうやって走ったせいか、高滝湖に着いてもヘッポコ筋肉にしては元気がたっぷり残っている感じだった。
これならだいじょうぶと、南へさらに足を延ばすことに。
次の目標は養老渓谷駅である。

高滝湖のダムの上を巡る半周コースを回ってから、イザ!養老渓谷へ。

この辺りまで来ると、環境が市内とガラっと変わる。
空気が違う。

日曜日のせいか、車もほとんど走ってない。
道はガラ空き状態で、専用道路みたいな感じだ。ダンプや大型車には1台も遭わなかった。

昔ながらの民家の造りとか田畑や樹木が目に心地良い。
田舎の風景の中を走るのはこんなに気持ち良いものかと、なんだかありがたい気分になる。
走りながら脚を心配しつつも気分はどんどん高揚してくる。

気持ちいい~! 絶好調~! ってな感じ。

もちろん、アップがキツい箇所がだんだん多くなっていく。
それまでは、
「んまっ、おケッコウなお坂ですこと~、ぉホホホホ」
ってなノリで走っていたけど、気が付けば汗が滝のように滴り落ちている。
ただただ坂を上がり切る。それ以外は何も考えられなくなってくる。

「無」

こういった無心の状態がストレス解消になるのかもしれないね、よくわかんないけど。

ポタリング大好き-清澄養老ラインへ
▲清澄養老ラインはここを右折

で、なんとか養老渓谷駅へ到着。午後1時少し前。
けっこうバテた。ここで小休止。

ポタリング大好き-養老渓谷駅
▲養老渓谷駅。足湯が駅構内にあることを知らなかった。

駅の横のベンチで休みながら
「・・電車で来れば楽だなぁ・・最悪の場合はここから輪行で帰ろうかな・・」

ちょっと弱気になる。

 ※非常時はホイールを外してゴミ袋でくるんでガムテープでグルグル巻きにすれば電車に乗れるらしいね。本来は「専用の輪行ケースに収納しなければならない」ということになっているけど「お願い」すればだいじょうぶなこともあるとか。

ポタリング大好き-時刻表チェック
▲とりあえず時刻表を・・。

もうここでUターンして帰ってもよかったんだけど、
駅の脇にハイキングコースの案内看板があったので、
養老渓谷では有名な観音橋あたりまでポタしてみることに。
・・ポタと言うより、休息を兼ねたストローリングだね。

ポタリング大好き-養老渓谷ハイキングコース
▲養老渓谷ハイキングコースの案内板。

まだこの時点では大福山に行く気は全くなかった。

踏切を渡って坂を降りると、すぐ赤い橋が見えてくる。

ポタリング大好き-宝衛橋
▲宝衛橋

-つづく-