土曜日の夜はひょんなことから、朝方まで funride.jp のライディングテクニックアドバイスの動画に釘付け。
おかげで、起床は午後1時過ぎ!
※数年前に制作されたものなので、知らないのはあたしだけかもしれません。
で、このアドバイスにかなり影響されてしまったのか、起きてすぐ、飯も食わずに、サドルの前後位置を変えて早速実験開始。
標準より少し後ろにした。
この状態でいつもの花見川CRへ。
結論から言うと、ガラっと走りが変わって以前よりいい感じ!
疲れも少ない。
いつもと違うところが痛くなった(腰、ハムストリング)。
※他の部分の痛みがなくなったわけではない。
まだ長距離は走ってないけど、何をやったのかは、以下。
funride.jp のテクニック・トレーニング動画は何本もあるが、ほとんどレースに出る人向けのアドバイスである。
自分のような、へたれポタ男に向けたアドバイスは少ない・・と言うかほとんどない。
でも、疲れないペダリングや、サドル位置、重心を後ろにすることなど、動画を観ているうち、目からウロコがボロボロと音を立てて落ちて行った。
忘れないうちに、できることは全部やってみることに。
まずは、サドル位置を後ろへ下げたことで、クランク水平位置で膝下直下のペダルシャフト位置が変わる。
最初は全く力が入らない。うまく踏み込めない。
※実は、前にも一度サドルを後ろにしたことはあったのだけど、
その時は、「初心者に多い - 踏み込み型のペダリングはよくない」
という知識が全くなかった。
踏み込み型は、それが好きでやってるなら何の問題もないが、
競技に参加するような人でこんな無駄が多いペダリングをしている人はいない。
今回は、自分は初心者から脱却したいという気持ちがあったので、ちょっとガマンして走る。
次は、「疲れないペダルの漕ぎ方」を実験。
※これは動画を観ていて一番ウロコが落ちたやつ(笑)。
まず、"膝から下は大腿筋が作るエネルギーをペダルに伝えるだけ"という衝撃的事実。
いやぁ、よくヒザに力を入れて、力まかせにグイグイ踏んで、ふくらはぎがおかしくなったり、膝のすぐ上の筋肉が痛くなったりしてました。
よくないんですね、こんなところの筋肉を使おうとすること自体が。
使うのは大腿筋だけ。
これがちゃんとできないと、余計なところを使っちゃうらしい。
大腿筋だけを動かすことに意識を集中。
膝も意識から消し去ります。
※実際には、いくら大腿筋とか意識しても、ちゃんと動いているのかよくわかりません。
後でわかります。痛みでそこが疲労していることがわかります。
そしてさらに、「パワーロスの少ないペダリング」もやります。
次もウロコ落ちまくり!
ペダルクランクにロスなく力を伝えるには、ペダルクランクが1時から3時の間に限定するとよい。
・・1時から3時だと1/6だよ・・いいの?!
なんと、ペダルが1周する間、力を伝える範囲を1/6に限定してしまうということですね。
普通、3時を超えてもうちょっと下まで力を伝えてもいいように感じてしまいますが、この方法は、なるべく長時間ペダルを回し続けることが目的なので、筋肉に休憩させる時間を長く与えてあげることができるそうです。
3時の位置で力を抜いても惰性でスパッと力が止まるわけではないので、この方法は1周の半分くらいは筋肉が休まって疲れにくくなるというわけらしい。
筋肉は力が入っていないと、血流の流れがよくなって、乳酸が溜まるのを防ぐことができるんだって!
以上を意識して、左、右、左、右、1時の位置で、ポン、ポン、ポン、ポン、といった感じでペダリング。
引き脚は? 当然の疑問がわいてきますよね。でもいいんです。
そして、またまた 目からウロコのお言葉。
「ペダルの回転とか、滑らかに回すとか、意識しない」 ←ぎゃあ・・、これは意外ですねーーー!
引き脚って、踏む力に比べたら1/10程度の力しか出すことができないので、バッサリ切る。
半信半疑で、左、右、左、右、左、右、左、右、
ポン、ポン、ポン、ポン、ポン、ポン、ポン、ポン、って感じで漕ぐ。
すると、不思議なことに、軽いギアで回していることもあるんですが、暫く走り続けていても調子がいいんです。
ちょっと・・・いや、かなり驚きです。
これは、走っている時にすでに疲れにくい感じがわかるかもしれません。
さて、以上のように、
○サドル位置を標準より後ろへ下げる。
○大腿筋を使い、膝から下は力を入れない。
○筋肉を休ませる、1周の内、1/6だけ力をかける、ポンポンポンポンのリズムで。
○回転ペダリングを意識しない。
これだけでかなり走りの違いを実感できました。本当にロスが少なくなったと実感できました。
いつもはケイデンス70~80がやっとなんですが、きょうは90超えて回せるようになりました~。
で、さらに、重心位置を腰に持ってくるという方法も実験。
よく、尻の痛みをなくすために体重を分散させるとよいと言われていますが、これは尻の痛みの解決法であってそれ以外の何物でも無いらしいんですね。
実際、良いライディングフォームは、重心が腰にあり、体重は尻で支えるのが基本とか。
まぁ、すべて尻で支えて前傾姿勢をとったらそのままバッタリ倒れるだけでしょうけど・・。
サドルに腰を垂直に立てて座り、背中を丸めて、腕はハンドルに触れるだけ、という感じがいいらしい。
前傾姿勢で手放し運転ができるくらい腰回りの筋肉がないとできないそうですが・・。
これは難しかった。
あっと言う間にハンドルを握った手で体重を支えてしまうのです。トホホ ←出た、パア!
腰回りの筋肉が弱い自分はできませんでした。
・・特にトレーニングしようとは思わないけど、引き続き意識だけはするようにしていきたいと思ってます。
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2009/0816
走行距離:67km
平均速度:19.8km/h
最高速度:40.5km/h
走行時間:3:22'38
写真は佐倉ふるさと広場
追記:
今後は、楽に"速く"走ることが目標ーー!!
そのためには、やはり回転型のペダリングができることが重要なんでしょうね。
ビンディングペダルなので、片足漕ぎで坂道を登るトレーニングもやってみようと思う・・。
今は、片足漕ぎはできないことはないんだけど、スムースではないんだよね~。ギコチない。
ゆるい坂道でやってみると、カックンカックンって感じで、まるで壊れたロボットみたいになっちゃう(笑・・・えない)。
スムースに回せるようになる日は来るのか・・・・・・・・・楽しみ!