早速土曜日に、WBGの駐輪場へ行ってきた。
圧力メーター付きのポンプマンですね。
▼これ
はて・・。
よく見ると、なにもしていない状態なのに、メーターの針が途中で止まっている・・。
これはもしかすると壊れているのかもしれない。
ま、なにはともあれ検証を開始することに。
まずは、きのう買ったばかりのエアゲージをポンプマンに直接接続してみようとした。が、
結論から言うと、それは出来なかった。
英式→仏式のアダプタは使えなかった。やってみるまで気が付かなかったのだが(←おバカ~!)、
オス<>メスが合わないのだ。マ、当たり前なんだけどね(笑)。
というわけで、直接接続することは諦めて、実際に自分の自転車のタイヤに空気を入れてみることにした。
当初の予定では"タイヤの空気を全部抜いてから入れる"つもりだったのだが、不安もあり、
とりあえずそのまま空気を入れてみることにした。
▲ポンプマンの空気圧ゲージ
すると、あらら、である。全く空気が入っていかない。
※ポンプマンのメーターの単位は MPa となっている。
この単位は自転車では一般的ではない。自転車の場合は kPa がよく使われている。
ちなみに、気圧に換算すると、1MPaは約10気圧になる。
( 1気圧 = 0.101325MPa )
自分の自転車のタイヤの最適空気圧は7気圧である。
もし、この空気圧計が正常に動作しているならば、0.7のあたりに針が動いてくれないとおかしい。
が、やはりメーターは壊れていたのかも・・。全然針が動かない。
次は、メーターは壊れているが、ポンプは正常に動くかもしれない! ということで、
そのままポンプマンのボタンを押し続けてみた・・・・・・・
が、やはり全く空気が入っている様子はなかった。
ここで実験は終了した。
ポンプマンの検証結果(WBGのポンプマンに限る)
× メーターが壊れている。 ← もしくは、針が固定しているのは最大充填可能空気圧を意味しているのかも。
× ロードバイクやクロスバイクなどの高圧タイヤの充填は無理。
× 結果的に実験中に何度もエアチャックとの接続を確認することになったので、逆に減圧してしまった(笑)。
× もし、正常にメーターが動作しているなら、写真を見て欲しいが、レッドゾーンが一般的な自転車の空気圧範囲であることがわかる。
しかし、この色使いは国際的な色ルールを完全に無視している。「赤」は「危険」を意味するのだ。
今後はグリーンにしたほうがよいと思われる。・・っつーかグリーンにしなさい!
たぶん、製作者は赤を使うことでその範囲を強調したかったのだろうと思われるが、このような公共物的なものに自分勝手な解釈で色を決めてはいけない。
今後の製品は、ちゃんと「工業デザイナー」に相談するとかしなさい。
最後に:
正常に動作する「メーター付き」のポンプマンに出会ってみたい~!!
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参考:自転車の「最低」空気圧を換算してくれるページ
「自転車探検/タイヤ最小空気圧」
http://www.geocities.jp/jitensha_tanken/tire_air_pressure.html
これ以下の空気圧だと、パンク耐性が非常に落ちるってことらしい。
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追記:
アリオ蘇我で確認してきた(3月7日)。
やはりここのポンプマンにはメーターは付いていなかった。
「4.2気圧までしか入れられない」という内容の注意書きがあった。
やはり世間一般に自転車の空気圧を知る方法が浸透していないので、
スポーツバイクなどに対応させることは危険だと言う判断なんだろうね。
結論:
「ポンプマン」は、スポーツバイクなどの高圧タイヤの充填はできない。
ママチャリや子供用自転車などのタイヤの空気圧に向けた自動空気入れである。