やほ(´▽`)
①はこちら
昨日綴った①でも書きましたが、
OLN(オルン)さんの工場では旧式のジャカード織機をつかって商品を織っています
機械織りなのですが、これが私たちのイメージとはかけ離れていることをお伝えしたいです。
機械で織っているからと言って〔スイッチ入れたらハイ完成!!〕という世界ではないのです。
私も着付けを習い始めた頃、着物に興味を持ち始めた頃は、当たり前だけど何も知らなくて
機械と聞くとテレビなどでよく見る全自動の世界を思い描いていましたオハズカシイ
これは麻の糸で帯を織っているところです。
このように、1本ずつは当然細い糸が経糸として何本もはられています。
これが、ジャカードによってそれぞれがコントロールされて動いていくわけです。
糸は切れそうになっていないか、隣の糸とくっついたり絡まったりしていないか、
常に慎重に確認しながらの作業となります。
実際、私が見学しているときも、少し織機を動かしては止め、また動かしては止め、
糸や他の色々なこと(教えていただいても私には何か分からない専門的レベルのこと)を
チェックしながら、慎重に少しずつ織り進めていました。
確認は、目で見るだけでなく、なんと音でも判断しているのだそうです
織機の音がいつもと違ったりすると、どこかに何かが起こっているということ。
織機は何台かあるので、工場の中はかなり賑やか。
そんな中、音でも判断するというのはまさに職人さんじゃないと無理!
これはまた別の織機で、heccoを織っているところ。
織機が稼働するまでも様々な工程があります。
OLNさんではオリジナルのデザインで帯をつくっているので、そのデザインを図案にしたり、
糸の色を決めたり、出来上がってきた糸を織機で使えるように巻いたり、
新しいデザインの帯をつくるときは経糸をはったり・・・・・
デザインを図案にするのも、私には頭がこんがらがる作業でした
ドットで考えなくてはいけない。
・・・すみません、ピンとこない表現で
とにかく、この日私が思ったのは
自分自身も愛用していて、オレンジバードの人気商品でもあるOLNさんの帯1本の中に
壮大な世界がつめこまれているということでした。
帯を見る目がちょっと変わりますw
今までよりさらに愛着がわいてきました
工場には一般の人も入れるショップが併設されています
すごくセンスが良くて、オシャレな店内。
工場の音を聞きながら、職人技を間近に感じながらショッピングすることができますよ
店内には工場で使われているものもあったりします。
これはジャカード織機の下にあるシャトル織機のシャトル
糸の出具合いを調整するために、中にフサフサとした毛があります。
なんとこれ、猫の毛だそうです
代用された毛のものもあるそうですが、油の量などの関係で猫の毛がいちばん良いとのこと
織物の街、桐生にはこうしたノコギリ屋根の工場が多いです
OLNさんもそうですが、全貌が撮れなかったのでかわいいオブジェをパシャリ
十分な明かりを工場内に取り込み、屋根を高くしてジャカード織機を積めるようにしています。
工場をまもるご夫婦
お忙しいところ作業の手をとめ、色々なことを教えてくださいました。
無知すぎる私のトンチンカンな質問にも優しくこたえてくださいました
本当にどうもありがとうございます!!!
この日はたくさん勉強できたし、様々なことを感じたので、
これをお客様にもお伝えしていけるように今後も頑張ります
OLNさんの素敵な帯、是非当店でお手に取ってご覧ください
織機の音が聞こえてくるかも
(私が耳元でつぶやいてるかも)
※OLNさんの兵児帯を展示するのは、月一開催の【みつとび】だけとなっております。
大事に扱いたいので、広げられるスペースがある場所にしか展示できないためです。
【みつとびmini】では展示いたしませんのご了承ください。
インスタにはジャカード織機の動画のせてます
予定
6月25日(日)みつとび・・・須賀川市
7月8日(土)みつとびmini・・・須賀川市
7月22日(土)カフェと着物とおしゃべりと・・・郡山市
7月30日(日)みつとび・・・須賀川市
8月11日(祝)わとくら・・・二本松市
オレンジバードのインスタはこちら
是非フォローして、唐突に始まるインスタライブをご覧ください
この半幅帯たちもOLNさんのもの
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オンラインショップです。
最近はローソンでも手に入るババベラ(しかもバラ盛り)を片手に、ごゆっくりご覧ください。
(携帯に垂らさないように注意だよ☆)
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