蜘蛛女のキス
残念ながら観に行けないので、観劇された方の感想、ネタバレ記事をいくつか読ませていただきました。
「咳払いすらためらうような・・・」
そのように書かれてる方が何人もいらっしゃって、あのマクベスの時のグローブ座の緊迫した空気を思い出しました。
原作を読んでないので、ストーリーすら知らなかったけど、
その方の素晴らしい文章力もあって、
もう、読んでるだけで様々な場面が目に浮かぶようで、だんだん苦しくなってきて・・・
マクベスが終わった後、
雑誌や裕美さん自身のTwitterで、あらゆる場面の演出意図を知れたこともあり、
演出というものが作品にとってどれだけ重要かを初めて知ったし、
役者と何度も話し合い、ぶつかり合いながら形になっていく過程や、舞台特有のビンビンしたあの空気の虜になりました。
ヨコやまるが信頼してその全てを委ねた裕美さんが、今度は役者・大倉忠義をどう演出するのか・・・。
とても興味があったけど、
ヨコやヤス君の舞台と違って東京公演しかないし・・・
エントリーの時点で諦めました。
でも、ネタバレを読んだ今、
やっぱり観たい!
観たくてたまらない!!( ;∀;)
知れば知るほど観たい気持ちが抑えられません。
そう言えば、
ライブビューイングは?
今回はないんでしょうか。
舞台上から放たれるエネルギーをダイレクトに感じられるのが、生モノである舞台の醍醐味なのは言うまでもないけれど、
去年、ありがたいことに舞台もライブビューイングもどちらも経験させてもらって、ライブビューイングにはライブビューイングの良さがあることをハッキリ感じることができました。
映画館ではなく、梅田芸術劇場での上映となったことも嬉しかった。
たしか、マクベスの時は、
公演が始まる3週間ほど前にライブビューイングの開催が発表になりました。
6月26日~7月24日の公演期間中、
7/7の昼と夜2回の公演を東京グローブ座から生中継。
会員優先の当落発表は公演開始の2週間前。
「蜘蛛女のキス」の公演は6/18まで、ということを考えると・・・
ああ、スケジュール的に厳しいかぁ・・・。
(╥_╥)(╥_╥)(╥_╥)
公演期間終了後でもいいから、
上映してくれないかな。
そうなるともう「ライブビューイング」ではなくなるけど。
いま、近くの映画館で
蜷川幸雄さん1周忌追悼企画として、
過去の代表的な演出作品を4つ、1週間ごとに上映してくれてるんです。
過去の舞台を映画館で観れる。
そんな機会滅多にないから、ぜひどれかひとつは時間を作って観に行きたいと思ってます。
「蜘蛛女のキス」
上映が無理なら、せめて映像として発売してくれないかなー( ;∀;)
マクベスでは叶わなかったけど、
ぜひ映像化を期待してます。
・・・追記・・・
ブログを読んでくださった方から当日券の電話協力の申し出をいただきました。
すみません、私の書き方が悪かったです。
それくらい素晴らしい舞台らしいので、今回観れなかった人にも観るチャンスを与えてほしいということを書きたかったんです。
誤解を招くような書き方をしてすみません。お心遣いに感謝です(_ _)