
椎名 軽穂
君に届け 1 (1)

椎名 軽穂
君に届け 2 (2)
今どきめずらしいくらいにピュア~な少女漫画です。
主人公の黒沼爽子は、黒髪ロングで青白い顔色。
「霊感がある」との偽情報のせいもあって、まわりからは「貞子」と呼ばれるちょっと孤立した存在。
思ったことを口に出せないため、誤解されやすく友達もつくれない。
ていうか登場がコレですから。

こんな不幸な登場をしたヒロインをわたしは知りません(笑
あ、でもこんな表情もあります。

そんな爽子のあこがれはクラスメイトの風早くん。
男としてではなく人間として。
クラスの中心的存在で誰からも好かれ、他のクラスメイトが嫌煙しても普通に爽子に話しかけてくる。自分とはまるで正反対の存在だ。

サ、サワヤカすぎる!!
一方風早は、爽子と話す機会が増えることによって、実は一生懸命で素直で天然ボケな、爽子のかわいい性格に興味を持つように……。
太陽のような風早の影響で、きちんとまわりに言葉を伝えるようになる爽子。新しい世界が広がる……!!
そして風早くんと同じくらい重要キャラなのが、ヤンキー系の吉田千鶴とギャル系の矢野あやねの二人組。

千鶴とあやねはひょんなことから爽子のボケた一面を知り、孤立しがちな爽子に何かとフォローを入れるように。そして2巻ではまさにこの三人の関係<友達>がメインテーマとなる。
「友達」に慣れていない爽子の性格、そして誤解が積み重なって、爽子と二人の間に亀裂が走る。
だけど「直接聞いてみなきゃわかんない!」と三人それぞれが決意するんです。
「……しってる? 友達ってね 気づいたら もう なってんの!」
そうなんです。そうなんだけど、それを知らなかったんですよ爽子は(涙
も~ありえないくらいにピュアピュアな物語に、姐さんも泣けてきますとも。
で、わたしが好きなのは龍です。
千鶴の幼なじみで、かなりさっぱりした性格のため、爽子とも普通に接する龍です。
爽子がわからなくてへこむ千鶴。千鶴は子供のときからへこむときは玄関前と相場が決まってるので、トレーニング帰りの龍は玄関前でたたずむ千鶴に声をかける。

なぐさめてやろっか?
本気でお願いします。頑張って今から落ち込みます。
そして千鶴の悩みを聞いたあとに的確なアドバイスをし、さらに……

「どーでもいい」って言われたら なぐさめてやるよ
もうなんでもいいからなぐさめてください、お願いします。
君のような幼なじみ、全国の女子が希望してますよ!